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テーマ:本のある暮らし(3189)
カテゴリ:日々の読書(ビジネス)
「99.9%は仮説」(竹内薫:光文社新書)を読んだ。
まず、この本のロジックがよく分からない。過去に正しいとされていたことで、間違っていたことはたくさんあるし、最新の科学でも分かっていないことは多い。それらを並べたてて、帰納法的に、99.9%は仮説というのには違和感がある。この本で述べていることは、そう目新しいことではなく、たしかに、世の中の殆どのことは、突き詰めていくと、仮説でしかないだろうことは、直感的には理解できるのではあるが。 更に、世の中は、仮説だらけである事を認識して、「疑う」と言うことは大切ではあろうが、この本はそこで終わってしまっている感がある。疑ってばかりではくたびれてしまうではないか。 この本のタイトルは、「99.9%は仮説」と言うことであるから、裏を返せば、残りの0.1%は仮説でないということである。筆者は、これを読者に自分で考えるように要請している。 かって、哲学者デカルトは、自著「方法序説」の中でこう言った。「我思う、ゆえに我あり。」すなわち、世界のすべてが偽りだとしても、疑っている自分自身だけは、その存在を疑うことはできないということである。0.1%とはこの事であろうか。 それとも、本の標題である「99.9%は仮説」という命題が0.1%の真実だと言っているのであろうか。 ○応援クリックお願いします。 ○関連ブログ記事 ・404 Blog Not Found ・99.9%は仮説 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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題名から、気になっていた本です。これは、0.1%が、真実ということがいいたいでしょうか。昔、倫社で習った演繹法と帰納法。デカルトの方法序説。気になりますね。本屋さんで、ちょっと前に「十年後の日本」という本とどっちを買おうか悩んで、結局前者を選びましたが、興味が湧いてきました。
(May 8, 2006 11:14:18 AM)
★デカルトの部分は、私の意見ですので、この本には、何もかいてありません。
たぶん、本屋さんでの選択は正解ではなかったかと思います。 クレヨンこうちゃん。さん >題名から、気になっていた本です。これは、0.1%が、真実ということがいいたいでしょうか。昔、倫社で習った演繹法と帰納法。デカルトの方法序説。気になりますね。本屋さんで、ちょっと前に「十年後の日本」という本とどっちを買おうか悩んで、結局前者を選びましたが、興味が湧いてきました。 ----- (May 8, 2006 06:26:29 PM) |