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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)
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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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空中ブランコ 今日どんな本をよみましたか?(161795)」
[ 日々の読書(その他小説) ]    

 我らが迷(名?)医・ドクター伊良部が、またまた大活躍だ。「空中ブランコ」(奥田英朗:文芸春秋)である。当ブログでもだいぶ前に、シリーズ前作の「イン・ザ・プール」の記事を書いたが、2作目に当たる本作もやっと文庫化されたので、さっそく買ってきた。ちなみに、私は、小説の場合は、原則文庫版しか買わないことにしている。ハードカバーは高いし、嵩張るということもあるが、あまりにもたくさん出版される本を、ある程度選別すると言う意味もある。文庫化されるような小説は、一応厳しい生存競争を勝ち抜いてきているはずだからだ。

 さて、今回の伊良部センセの被害者、もとい患者は、うまく跳べなくなった空中ブランコのフライヤー、尖端恐怖症のやくざ、義父の大学医学部長のヅラをとってみたくてしかたがない大学医学部講師、うまくボールが投げられなくなった野球選手、嘔吐症で強迫症の女性作家の面々である。

 なにしろ5歳の子供のように、何事にも好奇心一杯で、自分が興味を持ったことは、少しの迷いもなく、やりたい放題、好き勝手にやってしまう伊良部センセである。どのケースも、患者たちは伊良部センセに散々振り回されてしまっている。しかし、振り回されたはずの患者たちは、気づいてみれば、いつのまにか自分の抱えたいた問題が解決しているのである。やっぱり、名医か?(そんなはずないな。)

 この無邪気な伊良部と、とても無愛想な看護婦のマユミの取り合わせも面白い。でもこのマユミ、意外にもイラストの才能があるようだ。いつも無愛想に注射をうつだけかと思っていたら、最後の女性作家のケースでは、このマユミが患者の治療の最後の仕上げになっていた。案外いいコンビなのだろう。


○「イン・ザ・プール」の記事はこちらこちら

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「空中ブランコ」(奥田英朗:文芸春秋)
   


Last updated  2008.05.04 12:13:28
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Re:空中ブランコ(01/31)   tora1947さん


Re:空中ブランコ(01/31)   yasu41asyさん


Re[1]:空中ブランコ(01/31)   風竜胆さん


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空中ブランコ:奥田英朗 ミステリの部屋

先日読んだ「イン・ザ・プール」の続編です。実は録画していたテレビドラマ版を見たばかりだったので、頭の中で伊良部先生は阿部寛、クールな看護婦マユミは釈由美子を思い浮かべながら読みました。ドラマでは、普段かっこいい阿部寛さんが脂ぎって見えたのはさすがでした...(2008.02.01 23:55:09)

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空中ブランコ 奥田英朗  ビール片手に

トンデモ精神科医・伊良部シリーズ第二弾。文庫化したので購入。一作目の「イン・ザ・プール」より、登場人物の彫りが深くなって面白い。こんな医者が自分の主治医だったら絶対戸惑うと思うけど、ナンダカンダ言っても患者の病状は見事に回復していくし、案外名医なのかも...(2008.02.15 09:36:50)

『空中ブランコ』 奥田英朗 ・:*:・゜美味しく過ぎる毎日・:*:・゜'

最近映画ネタが続きましたが、読書も順調にしております(^^ヾ今回読み終わったのは、奥田英朗さんの直木賞受賞作品の『空中ブランコ』前作の『イン・ザ・プール』もかなり好きで、映画もチェックしていたので、頭の中では伊良部先生はすっかり松尾スズキさんがあてはまっ...(2008.02.19 16:48:36)

文庫化『空中ブランコ』 復刻書評 猛読醉書

『イン・ザ・プール』の続編。第131回直木賞受賞作。変態神経科医師・伊良部が、やってくる患者をおもちゃにして病気を悪化させるかに見えて、ほんとは癒してしまうという摩訶不思議な物語。連作短編小説。<目次>空中ブランコハリネズミ義父のヅラホットコーナー女流...(2008.03.29 16:52:42)

奥田英朗「空中ブランコ」 システムエンジニアの晴耕雨読

空中ブランコ奥田英朗「空中ブランコ」  「イン・ザ・プール」、良かったので、 続けて読みました・・って、 読まざるを得ない面白さ!!!  本作の患者さんは、 跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り 尖端恐怖症になったやくざ 破壊衝動・・・といっても義...(2009.01.04 21:26:40)

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