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時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 31, 2008
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「皆が、私の名を、呼ぶかぎり・・・・・私は、抜け出してみせよう」

 「幻惑の死と使途」(森博嗣:講談社)という本を読んだ。駄洒落を優先して、意味が良く分からないようなタイトルになっているが、S&Mシリーズの6作目に当たるようだ。ちなみに、英語の副題は、「Illusion Acts Like Magic 」となっている。

 内容を簡単に紹介しよう。脱出マジックの大物有里匠幻が、脱出マジックショーの最中、衆人環視の中で殺害されてしまう。更には、その遺体も、マジックのように、どこかに消え失せてしまったのだ。このショーを見ていた西乃園萌絵は、事件の謎を調査し始める。しかし、更なる殺人事件が続く。

 駄洒落のようなタイトルに関わらず、結構面白かった。事件に関わっているのは主として萌絵の方である。犀川助教授のやる気の無さとは対照的だ。どちらも浮世離れした二人のやり取りが、夫婦漫才のようでなんとも面白い。二人は既に婚姻届を作成して、萌絵の叔母に預けているらしい。萌絵は、犀川をまっとうに導けるのは自分しかいないと思っているようだが、大丈夫か。

 すべてが終わったとき、萌絵が関係者を集めて、事件の説明をする。そして、最後に犀川が、明かす、最も重要な部分に関する推理。犯人の方は唐突に出てきたような感じが強いが、これもマジックの一環か?
 

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「幻惑の死と使途」(森博嗣:講談社)
    


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Last updated  June 3, 2008 09:46:36 PM
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