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私たち技術計算製作所が考える“ノウハウ”とは、単なる技巧ではありません。 これまでに得られた経験的技巧について、
について深く考察することが、次の新たな技巧につながっていくと考えています。 そのためには、経験的技巧を、基礎科学に基づく原理原則に従って解明していく必要がある、と考えます。 基礎科学によって解明された現象は、未来予測を可能にします(完全とはいいませんが) それは、ある時刻の車の速さと進む方向がわかれば、次の時刻の車の位置が予測できることと同じです。 この原理解明におけるプロセス=思考こそがまさに“ノウハウ”である、と私たちは考えています。 そこで重要なことは、結果だけを追い求めない=解明できなくても最悪はかまわない、ということです。 解明のためにかけた労力は、必ず新しいものを産み出せる力を持っています。 そこで得られた知識や思考法は、自然界の原理原則に基づくプロセスを踏んだものであり、そこから新しく産まれてきたものは、自然界と調和したものになります。 自然界と調和のとれないものづくりは、すでに受け入れられない世の中になっています。 また、もしこれまでの基礎科学だけでは説明できない事象が現れれば、そこには大きなチャンスが潜んでいることになります。 つまり、そこには未知なる世界が隠されており、大きな飛躍のチャンスが隠れている、ということです。 次の世代へ健全な自然社会を伝えていくためにも、基礎科学に基づくノウハウの継承は必要だ、と考えています。
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Last updated
2010.05.01 20:54:14
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