|
テーマ:海外生活(7785)
カテゴリ:勉強する
今のスウェーデン語の講義はなかなか楽しい
毎回誰かが、自分の国のプレゼンテーションをする。今回はエリトリアからの学生の発表。エチオピアから独立したことくらいしか知らなかったので、イタリア統治の話や宗教、言語のことなどいろいろ新知見があった。 ちなみに来週は自分の発表である。すでにクラスメートの日本人女性が、日本の概略と東京について説明しているので、たぶん、京都や歴史的な事柄(武士とか天皇とか)になると思う。 で、今回おもしろかった(というか大変でもあるのだが)のが、パーティーでのスピーチをする、というものである。課題図書の主人公、もしくはそのカップルの誕生日もしくは結婚式という想定で、そこで1分のスピーチを彼もしくはカップルにする、というものである。 まず、その小説の設定を理解してないとしゃべれないし、もちろん楽しいものでないといけない。 先生はわざわざワイングラスを持ってきた。 そう、宴会でざわついている場で、ワイングラスをチンチン(カンカン?)と鳴らして注目させるのがこちらのやりかた。(日本なら、みなさーん、お静かにー、いまから友人代表からのスピーチです、てやつ) ワイングラスがなると、空気が変わる。本当にパーティーの場にいるみたいだ。そして、さすが、他の学生のスピーチは面白く、まるでその小説の登場人物と同じ場所、同じ時間(1860年代)にいるような錯覚すら覚えて楽しめた、といいながらも自分のスピーチを必死で頭の中で練らないといけないのだが。 そして、それぞれのスピーチに先生がコメント。 僕のスピーチには、時制のチェックがはいった。 「そして、君はこんなきれいな女性をえました」 てなスピーチの部分、これがスウェーデン語で過去形ではだめで、完了形でないと、その女性とのことはすでに過去の話になってしまっておかしい、との指摘。なかなかむずかしい。 しかし、こちらで長く暮らしていれば何時かはそういう場でワイングラスを鳴らしてスピーチをする日がくるのかな、と思うと、なんだか楽しみな気もしてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月01日 19時20分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[勉強する] カテゴリの最新記事
|