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2015年10月21日
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カテゴリ:芸術


「プラド美術館展」を見てきました。私はスペインの芸術
といえば色彩が派手でゴチャゴチャ盛り込んでいて奇想天外
でよくわからない(笑)というイメージを勝手に抱いていた
のですが、それはスペインの近現代芸術であって、プラド美
術館にあるのは王室コレクション、教科書に出てくるような
有名な画家の作品が数多く見られました。

教科書に出てくるような作品なのでみなどこかで見たよう、
特別気に入った作品に出会うとか感動した、衝撃を受けたと
いうことはなかったのですが、スペインの歴史や王様の顔を
思い浮かべながら(かなり詳しく知っているので)見ると
興味深かったです。

ヨーロッパの美術はルネサンス、北方ルネサンス、バロック
ロココ、古典など移り変わっていて、中心もイタリア、オラ
ンダ、フランスと変わっていくのですが、プラド美術館展は
本当に教科書のように時代ごとの代表的な画家の絵が集めら
れていました。前に見たボルゲーゼ美術館展などは本当に集
めた枢機卿の個性が強烈に出ていて感情移入しやすい作品が
多かったのですが、今回は集めた王様の個性よりもその時代
の代表作が集められていると強く感じました。スペイン王家
はカルロス1世、フェリペ2世の全盛期から後は衰えるばか
り、それぞれの王様は強烈な個性の持ち主だったり政治は大臣
にまかせっきりだったり、さらにスペインの歴史は反乱と弾圧
宗教裁判や南米への侵略など血なまぐさい出来事も多いのに
集められた絵は教科書的というのがある意味すごいと思いま
した。王様がダメでも(笑)集めた絵は一級品なのです。そ
うしたお手本となるような絵が膨大な量集められ、さらに宮廷
画家は地位があった、そういう積み重ねがあったからこそスペ
インの芸術は近現代に花開き個性豊かな天才が続出した、そん
なことを考えました。





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Last updated  2015年10月21日 11時24分39秒
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