高校説明会
高校の説明会に行ってきました。歩いて行ける小、中学校と違い高校へはバスを乗り継いで1時間近くかかってしまうので、早めに家を出ました。説明会の話は1時間ほどで終わったのですが、驚いたのは授業が私の高校時代とかなり変わっていたこと(数十年前ですが)昔は音楽、美術など芸術系の科目は1年から3年までずっと学習していたと思うのですが長男の入った高校では1年生の時に音楽、美術、書道のどれかを選択し、後は3年生になって芸術系大学や教員養成系の大学に進む人が選択で選ぶくらいで、それ以外の子はまったく芸術系の科目は選択しなくても卒業できるようです。私など正直言って実技4科、特に芸術系の科目は高校でとても苦労した覚えがありますが、だからといってほとんどやらなくなってしまっていいものか少し疑問に思いました。技術・家庭なども昔は板を切って棚を作る、なんていう作業をよくやっていましたが、今は中学生くらいからパソコン操作の占める割合がかなり高くなっています。確かに今の時代ノコギリよりもパソコンを使うことの方がずっと多いかもしれませんが、これでいいのかなあと考えてしまいました。説明会の後は教科書や体育着などの購入、これもなかなか大変な作業でした。前もって寸法などは測ってあったのですが、それでも名前に照らしあわせて確認するのでかなり時間がかかってしまいます。教科書の量も多く、息子と二人で半分ぐらいずつ分けてもかなりの重さでした。1,2年ほど前でしょうか、高校で必修の科目を習っていないということが問題になっていて、中でも世界史をやらなかった学校が何校もあったようなので何年生でこの科目を習うのか気になっていたのですが、1年生で購入する教科書の中に入っていたのでほっとしました。私が唯一自信がある科目が世界史(それも古代の特定の地域だけだけど)ですので・・・その世界史については、家についてからさっそく教科書と資料を調べてどんなことが書いてあるかチェックしてみました。古代はオリエント、ギリシャローマに分かれていて、かなり細かく書いてありました。まあ、映画「300」のレオニダスやクセルクセス王の名前は出てきませんが・・・アレクサンドロス大王についても父フィリッポス2世の名前やカイロネイアの戦い、コリントス同盟などの話も出てきたので合格!と思いました(笑)後継者争いについてもアンティゴノス朝マケドニア、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプトと懐かしい名前がちゃんと出ていてうれしかったです。カッサンドロス朝は短命で終わったためか、教科書には出ていませんが・・・もう1つ驚いたのは、説明会の日にしっかり宿題も出ていたことです。入学前から宿題なんてと思ったのですが、けっこう他の学校でも説明会で宿題が出されたそうです。これも時代の流れなのでしょうか?