テーマ:今日の出来事(288508)
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日本、暑いらしいですね。
大丈夫ですかね? やっぱり生態系が壊れて来ちゃってるんでしょうかね? 本当に心配です。 英国も多少蒸し暑くなって来ました! いよいよ夏到来ってかんじでしょうか? 今週末はそこらじゅうに欧州裸族がかなりおりましたよ。 いよいよ夏らしい風景といった所でしょうか? 私が子供の頃の夏は幾ら暑いって言っても、そんなに暑くなかった様な気がします。 どんどん暑くなっているんだなあ、きっと・・・ 暑い夏って言うとどうしても思い出してしまう出来事があります。 小学校の頃、親と友達と近所の仲間と一緒に良く通った、市民プールでの出来事です。 当時私が住んでいた市にも市民プールはあったのですが、家はわりと隣の市との境にあったので、いつもは隣の市の市民プールを使っていました。 というかそっちの方が新しいし、スライダーも流れるプールもあったので、自分の住む市の市民プールより子供の私には魅力的だった。 市民プールってだけあって、私は市外からの入場なので市民より少しだけ高い入場料を払っていた。親と一緒に行った時はいつもそうしていたし、友達と行く時はそれなりのお金をもらってその市民プールに行っていた。なぜかその市民プールに行く時はお小遣いと別にお金を与えてくれた。(結構厳しい家でした。) もちろんプールは楽しかったし、一度も偽りなく、そのお金をもらってプールに行っていた。しかしそのプールの後に寄る駄菓子屋もまたそのプールに行く楽しみの一つだった。 プールの際にもらっていたお金は、入場料と終わった後ジュースが飲める位の金額だったので、駄菓子屋によって今から思えば体に悪そうな、ま緑のチェリオとかを嬉しそうに飲んでいた。 ある日友人といつものようにプールの後、その駄菓子屋に寄ると、3年くらい上級生が美味しそうなカップ麺を食べていた。それは通常の物より小ぶりで当時70円くらいだった気がするが、とにかく子供には魅力的だったのは覚えている。 幼い頃の私はそれが無性に食べたかった。 しかし親からはジュースが買える程のお金しかもらっていない。 ジュースを諦めれば、そのカップ麺も買えた気がする。 でもその選択も出来なかった。 子供だもん、両方欲しいのだ。 もうお気づきの方もいらっしゃるでしょう。 そう、親にばれずに両方手に入れる方法があります。 隣の市民に成りすまし、市民の料金でプールに入るのです。 子供にしては良く出来た計画でした。 数日後私たちはその計画を実行します。 当時の私はとてもまじめな小学生でした(今もまじめなサラリーマンですが・・・) 悪いことをする人を憎むヒーロー物のTVが大好きな子供でした。 あのカップ麺が食べたいばかりに、周りに流されてその罪を犯してしまいましたが、内心は後悔の念で一杯です。 その後は親の顔がちゃんと見られない日が続きました。 ある日自分のおかした罪の重さに耐え切れずに、親に告白をします。 泣きながら、しかられる事を覚悟で告白をします。 告白をされた時、親はどんな気持ちだったのでしょうか? その時の悲しさったら無かったのではないでしょうか? 自分の子供が、信じていた子供が、自分に嘘をついてカップ麺を食べていた。 そんな悲しい気持ちをいつの日にか自分も感じる日が来るのでしょうか? 結局親は「もうしないように。」という言葉を残し、私を怒る事をしませんでした。 あの時親はどんな気持ちで怒らなかったのだろう? 正直に告白してくれた子供を誇らしく思ったのだろうか? 良く考えればたいした罪ではない。(と思う) ほんの出来心だ。 でも親や隣の市をだました事には代わりはない、言わなければばれなかったかも知れないが いつでも信じていたい子供の罪を知ってしまった事は、悲しかったのだろうか? 今、親にそんな事を聞いてもすっかり忘れてしまっているだろう。 でも私の心には一生残っている大きな出来事なのだ。 夏の暑い日が来るたびに思い出す、ほろ苦い思い出なのだ。 もし機会があれば聞いてみたい、あの時親はどう思ったのかを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 2, 2004 09:10:57 AM
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