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カテゴリ:試乗レポート
ティーダは1.5リッター直4モデルを中心に、上級グレードには1.8リッターモデルも用意した、日産の主力モデルです。このティーダ1.5リッターモデルに試乗してきました。
まずスタイルがとてもカッコイイ。デザイン的には従来からあったウィングロードなどにヘッドライト周りなどが似てはいるのですが、まったく別物といっていいできだと思います。最近の日産車の特徴にもなっていますが、ヘッドライトからフェンダーにかけてのラインとボンネットのラインに段差をつけて立体感を強調していま す。またボンネットからバンパーにかけても折れるようなラインを設けて張りのある固まり感を感じさせるデザインになってます。これらはテールランプまわりにも同様のことがいえます。最近はヘッドライトの大きなミニバンタイプのクルマばかりが多い中で洒落た雰囲気のあるクルマです。 試乗車はオプションですが最近流行の鍵穴に差し込まないタイプでした。キーを持っていればドアは開きます。エンジン始動もキーを差し込まずに、キーはトレイにおいたままで、ガスレンジのノブのような形をしたダイヤルを回すことで行います。 内装はさっぱりと小ぎれいな感じ。高級そうには見えませんが、小型車らしくすっきりとまとまっており、日産も内装のつくりがうまくなってきたように思います。シートはこのクラスにしては座面などが大きめで座りごこちよく感じました。リアは中央にアームレストが出てここにドリンクホルダーがつきます。ただアームレストを しまった状態でも、中央部がやや硬めで盛り上がっており、後部に3人乗車はややきつそうです。この点は同じく1.5リッターモデルを設定する日産ノートの方が乗りやすいと思います。ただしノートにはアームレストやドリンクホルダーはつきませんが。 試乗車はCVTでした。乗ってみると特に段つきのようなクセもなくなめらかでした。ただ3人乗車だったせいか、加速はややもたつき感を感じました。特にパワー不足というほどでもないのですが、踏み込み量の割には加速していないような感じです。 ステアリングは特に重くもなく、軽くもなくといった感じです。ブレーキに必要な踏力も女性が特に困るというものでもないでしょう。少し踏んだだけで急に効いてしまうようなカックンブレーキでもありません。 ティーダは男がのっても様になる粋な小型車だと思います。動力性能などは目をみはるようなものはありませんが、そういったかっとびクルマにはない、センスのいいエクステリア、インテリアを持っていると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月01日 15時47分07秒
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