点差ほどには余裕もなく、中味は緊張感あった好試合や。
韓国戦連敗と好対照に、キューバ戦連続完封!岩隈―杉内の完璧リレー、ここまで投手陣はゆるぎなし。松坂は大リーグ、あと先発で結果を出してきたピッチャーはダルビッシュ、岩隈と3本柱だが、救援陣もそん色なし。問題は打線だったが、折からの霧のせいもあったか小笠原の大飛球をいったんグローブに入れながらのタイムリーエラーで2点の先取はツキもあったが、韓国戦でツキもなかったことを考えれば、これも好対照。その後は青木が目立ちっぱなしの好打、最後にイチローの大三塁打と画龍点睛の日本にとっては言うことなし。結局これで準決勝を4度目の韓国戦、いよいよ雌雄を決する時が来たというわけだが、WBC優勝よりも韓国戦タイにはしたいところ、まあそうしないとほかの4強のそれぞれ、アメリカとベネズエラと遭遇することもできないわけだし。キューバにこんな勝ち方で連勝することもそうはないことだし、韓国より劣る打線とも思えない。どうも韓国戦は心理的な綾がすべてを動かしている気もするなあ。これを克服するだけが最後の課題でも、すぐ明日やから、もう開き直るしかないやろなあ。ピッチャーが崩れない限り、打てば勝てるんやけど、そう思うとガチガチになるかもやから、いよいよイチロー次第の大団円かもや。それでも緊張感あふれる野球をこの時期に見さしてもらうんは、ほんま感謝や。早々消えてしまわんだけでもたいしたことやねんけど、次々期待も膨らむからなあ、やる方はしんどい話ではあるんや。終わってホッとする間もなく公式戦も始まるし、ありがとさん。 Copyright (C) 2009 Ryo Izaki,All rights reserved