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[The Cats]■classical musicsBarbara Bonney / 北欧歌曲集(DECCA) ☆☆ 北欧の作曲家(Grieg、Sibelius、Stenhammar、Alfven、Sjoberg)による歌曲を収録。 「ソルヴェイグの歌」以外は聴いたことのない曲ばかり。いい選曲だと思う。 バーバラ(sop.)は愛らしい声の持ち主。フォルテに入ると少しコワイかな。 伴奏のピアノも柔らかくて耳に心地よい。Karita Mattila / Grieg and Sibelius Songs[WARNER] ☆☆ 上と同じく北欧の作曲家(Grieg、Sibelius)の歌曲集。 グリークに関しては一部曲目が重複。ただしこちらはオケ伴奏。 グリーク 'Det forste mode (First Meeting), Op.21-1'は名曲。 シベリウス 'Soluppg?ng (Dawn), Op.37-3' はマイケル・ナイマンのような扇情的な旋律が面白い。Andrea Bocelli / Sacred Arias ☆ キャロルを中心とした選曲のアルバム。 ボチェッリの歌唱力が乏しいのか、録音が悪いのかはわからないが、少々迫力に欠ける。Anne Sofie Von Otter / Folksongs ☆ Dvorakの歌曲集「ジプシーの歌」ほか、 Larsson, Hahn, Kodaly, Brittenら作曲の歌曲を収録。 「ジプシーの歌」は第4曲の「母が教え賜いし歌」(Als die alte Mutter) しか聴いたことが無かったので、全曲を聴いてみたかった。 オッターの声は決して好みではない、ということを確認。Jennifer Larmore / Call Me Mister[TELDEC] ☆ アルバム邦題「トラヴェスティッシマ -ズボンをまとったディーヴァ!」 ラーモア(メゾソプラノ)のアルバムは'L'?toile'に次いで2枚目。 メゾのアリアは知らないものがまだ多い。Vesselina Kasarova / A Portrait[RCA] ☆ カサロバ(メゾソプラノ)のアリア集。 'Bati, bati'を歌っているのが意外。Elisabeth Schwalzkopf / For Last Songs[EMI(Message from the Last Century)] ☆☆ R.シュトラウス「四つの最後の歌を収録」。Natalie Dessay / Amor : Richard Strauss Opera Scenes & Lieder[VIRGIN CLASSICS] ☆☆ R.シュトラウス作曲のアリア・歌曲集。 アルバム 'Natalie Dessay' を聴いて以来、集中的に聴き始めたソプラノ歌手。 このアルバムに関しては、「薔薇の騎士」のハイライトがなかなかよかった。Anna Netrebko / sempre libera[DG] ☆ ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニのオペラ・アリア集。 下手ではないが、感動的に巧くもない、と思っていたネトレプコ(ソプラノ)。 「私のおとうさん」を聴いて、やっぱり巧いのかな。と思った。Kiri Te Kanawa / Kiri in Recital ☆ リスト、ラベル、オブラドルスなどの歌曲集。 キリの声は歌曲向きではないようにも思う。Jane Eaglen / Italian Opera Areas[SONY] ☆☆ 「蝶々夫人」など。Nakamaru Michie / adagietto[EMI] ☆☆☆ 'Lascia ch'io pianga' ほか。なかなかの名唱ぞろい。Kathleen Battle / Kathleen Battle Sings French Opera Arias[DG] ☆☆ チョン・ミョンフン指揮。バスティーユ歌劇場。緩急のきいたオケは申し分ない。 選曲も定番と、あまり録音をみかけない曲とのバランスが良い。 例によってバトルの歌唱は少々個性的だが、高音部のシャープな発声は超絶的。 特に 'Suis-je gentille ainsi?' (from"Manon") はその高音を惜しみなく披露している。Montserrat Caballe / Rarities[RCA] ☆☆ 2枚組。珍しいアリアが入っている。Margaret Price / Le Lied Romantique[FORLANE] ☆☆ Wolf, Cornelius, Liszt, Wagner作曲の歌曲集。 Wagner'5 Poems by Mathilde Wesendonck'全曲を収録。Domingo + Voigt / Wagner Love Duets[EMI] ☆ 楽劇「ジークフリート」、「トリスタンとイゾルデ」からのハイライト。 ワグナーは全曲通して聴くに限る。でも繰り返し聴きたい部分も確かにある。 Voigt(sop.)の声はワグナーにかなり適っている。Hermann Prey / The Singers[DECCA] ☆ ヘルマン・プライ(Hermann Prey, 1929-98)はドイツのバス・バリトン歌手。 アリアと歌曲を収める。Thomas Hampson + Samuel Ramey / No Tenors Allowed[TELDEC] ☆ バリトンとバスによる重唱集。珍盤。Placido Domingo/ Placido Domingo Sings Caruso[RCA] ☆☆ ドミンゴのアリア集。Rolando Villazon / Gounod・Massenet Arias[VIRGIN] ☆☆☆ 顔はMr.ビーンみたいだが、ファッションセンスもアヤシイが、声は男前でなかなかよい。■jazzJane Monheit / Come Dream With Me ☆☆☆ 女性ヴォーカリスト。都会的な雰囲気。akiko / Mood Swings ☆☆☆ akikoを聴こう第4弾。今までで一番の好印象。 プロデューサーのテイストが自分の好みに合致したようです。 'Footprints On The Moon' akikoの今まで聴いた曲の中では最好。繰り返し聴いています。akiko / Little Miss Jazz And Jive Goes Around The World! ☆ エレクトリックな音を取り入れて、キュートな感じに仕上がっている。 これはこれでよいね。Keith Jarrett / The Melody at Night, With You ☆☆☆ 'I Loves You, Porgy'の一曲だけ試聴。美しい…。 原曲は多分ぜんぜん違ったんだろうな。 Keithの手にかかると、Keithの曲になってしまう。 早くアルバムの全曲を聴きたい。Keith Jarrett Trio / The Cure[ECM] ☆☆☆ Live at City Hall, New York。 こういう感じのKeithが好き。Keith Jarrett Trio / Inside Out[ECM] ☆☆ いろいろな方向性の曲が盛り込まれています。Keith Jarrett / Death And The Flower ☆ アジアン・テイスト?どうしたKeith?John Scofield / A Go Go ☆ エレクトリックな感じ。Carmen McRae / Carmen Sings Monk [BMG] ☆☆ とにかくカッコいい。ホッとさせられる安定感。 全体としていいのだけど、特別に気に入れる曲がなかったのが残念。Frank Morgan / Frank Morgan On GNP -Complete Edition- 速いテンポも、スローなリズムも聴ける。Modern Jazz Quartet / Complete Modern Jazz Quartet Prestige & Pablo Recordings ☆☆☆ 4枚組。MJQ満喫。Tommy Flanagan + John Coltrane + Kenny Burrell / The Cats[PRESTIGE] ☆☆☆ いわゆる夢の共演。オーソドックスで良質なjazzを楽しめました。Steve Kuhn Trio / Sing Me Softly Of The Blues ☆☆Eddie Higgins Trio / Again ☆☆Eddie Higgins / The Best Of Tenderly Eddie Higgins ☆☆Eddie Higgins Trio / Smoke Gets in Your Eyes ☆☆Eddie Higgins Trio / Don't Smoke In Bed ☆☆omnibus /NOW JAZZ 4 ☆omnibus / Jazz Cruise 01 Morning Cafe[M&I] ☆omnibus / Jazz Cruise 03 sooth the night[M&I] ☆omnibus / Blue Note: A Story of Modern Jazz ☆ コンピレーションまとめ聴き。■LatinGal Costa / Personalidade ☆ ラテンっぽいけど、個性的な音作りをしてます。Marcos Valle / Samba'68[VERVE] ☆☆☆ アストラッド以来、久しぶりに新しいボサノバに手を出してみた。Lisa Ono / Bossa Carioca[東芝EMI] ☆☆☆omnibus / When Jazz Meets Brazil ☆☆omnibus / Fresca Samba ! ☆☆沖仁 / ボリビアの朝 ☆☆ フラメンコ・ギター。■R&Bomnibus / R&B: From Doo Wop to Hip Hop ☆☆Beyonce / B'Day ☆ powerはある。でもMariah Careyの後で聴くと一本調子の感は否めない。 トラックも今一つ。Janet Jackson / Janet ☆ 'Again'を収録。A Taste Of Honey / A Taste Of Honey ☆☆ ソウル系。わりと好きなサウンド。■othersEnya / The Memory of Trees ☆☆ 'From Where I Am'と 'China Roses'だけ試聴。Enya / Amarantine ☆ アルバムの出来としては今一つの感がある。 popな感じにしようとして、無理をした感じ。 でも'Less Than A Pearl'や'A Moment Lost'、 'Water Shows The Hidden Heart'とかはいい曲だと思う。