カテゴリ:野球&サッカー
![]() ほら、ワタクシってばオトナですからー。 (゚Д゚)y─┛~~ で、メイン特集はサラッと斜め読みしていたら、「スポーツを数字で読む。」という連載コラム(これが毎回切り口が面白い)に目が止まった。 今回のテーマは、「観客数の地域格差」。 プロ野球とJリーグの観客動員数を見ると、今がいかに「地方の時代」かということがよく分かり、大都市のチームが人の心を掴むには何が必要か、ということを提言する内容だった。 少し前なら逆の話だったはずなのに、時代も変わったもんだな、と感慨深いものを感じる。それと同時に、地方球団なのに「大都市的発想」しかなく、根っこの部分で地域密着しようという意識が薄いとしか思えない楽天イーグルスの行く末が、妙に心配になったりしたのだった。 そして、「プロ野球・Jリーグ'05年観客動員25傑」という表があったので、ちょっと転記させてもらうと…。 1位 阪神タイガース 4万2907人 2位 読売ジャイアンツ 4万0029人 3位 アルビレックス新潟 3万9782人 4位 浦和レッズ 3万8068人 5位 中日ドラゴンズ 3万1293人 6位 福岡ソフトバンクホークス 3万1117人 7位 FC東京 2万6837人 8位 横浜F・マリノス 2万6258人 9位 大分トリニータ 2万1542人 10位 北海道日本ハムファイターズ 2万0083人 11位 オリックス・バファローズ 1万9943人 12位 千葉ロッテマリーンズ 1万9618人 13位 ジュビロ磐田 1万8319人 14位 鹿島アントラーズ 1万7990人 15位 ヤクルト・スワローズ 1万7914人 16位 西武ライオンズ 1万6223人 17位 ヴィッセル神戸 1万5903人 18位 東京ヴェルディ1969 1万5737人 19位 セレッソ大阪 1万5318人 20位 ガンバ大阪 1万5318人 21位 広島カープ 1万4385人 22位 東北楽天ゴールデンイーグルス1万4369人 23位 横浜ベイスターズ 1万3370人 24位 川崎フロンターレ 1万3125人 25位 名古屋グランパスエイト 1万2848人 ※人数は1試合平均、Jリーグは10月23日終了時点の数字 プロ野球も含めたトータルの順位で、新潟が3位に入っているのには驚いた。2位の巨人とは247人差しかない。 ほぼ4万人平均入っているのだから、そりゃそうだよなあ、と思いつつ、新潟と浦和が中日とホークスの上を行っているというのは、福岡ドームの大観衆を知っているだけに、何というか、凄まじい話だと我ながら思う。いつもその場にいると、そういう感覚がマヒしてしまって分からないものだけれど、実際に数字として見せられると、その「異常事態っぷり」を実感してしまう。 まあ、新潟としては、この数字を維持しようと考えるよりも、今後も「新潟に愛される新潟のチーム」としての方向性を、しっかりとしたものにしていけばいいんじゃないだろうか。 また、コラムの中でも触れられているのだが、同じ横浜のプロチームでも、12球団最下位の横浜ベイスターズは横浜F・マリノスの約半分しかお客が入っていない、というのにも正直ビックリした。 私が東京在住の頃、何度か横浜スタジアムへ行ったことがあるけれど、いつも満員に近かったイメージしかない。98年に日本一になったシーズンは、観客動員もスゴかったはずで、チーム成績の低下が観客動員数に直結してしまうシビアな現実と、勝ち負け以上に、チームとしての魅力を訴えることができていない経営努力の問題と、いろいろとあるのだろうなあ、と感じる(これは決して人ごとではなく)。 マリノスに負けないようにベイスターズも頑張れよ、と思うんだけれど。 ところで、25位以内に入っていないJ1チームが5チームほど。 あんなに魅力的なサッカーをしているジェフが、毎年お客が集まらないのはナゾだったが、ナビ杯決勝のあのゴール裏の大人数を見たら、要するにその気になればジェフだって人が来る、ということの証明にはなったわけだ。 せっかくフクアリなんて素敵なスタジアムができたのだから、今後の頑張りに期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.08 12:26:38
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