「親展」。。
信じられないこと。夕方、買い物でも行こうかと、やっと外に出る気になった。ポストを覗くと・・・・茶封筒が入っていた。「親展」札幌市中央区・・・嫌な予感がする。そのまま、封を切る。驚いたけど、なんとなくそんな気がしていたというか・・・買い物なんてする気分じゃなかったけど、このまま、部屋に戻って考えをめぐらす気にもなれなかった。結局、買い物に行ってもうわの空で。部屋に戻り、もう一度…ゆっくり…読み返してみる…20年以上も会っていない父の事が書かれていた。とりあえず、こんな事でも無ければ連絡もしない弟にTELしてみた。「どうしたん!?」すっかり関西弁の弟。「手紙来た??」「うんっ。来たでぇ。」「どうする??」「いまさらどうもしないわっ。」母にもTELしてみた。「やっぱりね。」ひとりで落ち着かない気持ちになっていたのは、私だけみたいだ。父親ってなんだろう。うちみたいな家でも、父親は父親って言えるのだろうか…彼はどういう気持ちなのか…また眠れなくなりそうだ。。