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昨日今日と急に涼しくなりました。 夏が来ると思って身構えていたら、ヒョイとすかされたかんじ。 今日の午後は、「コクリコ坂から」を半分コックリしながら見ました。 1963年の横浜を舞台にしたこのジブリ作品は、 思いを寄せ合う二人が実は兄妹かもしれないとゆーアナクロ青春ドラマですが、 日常を丹念に描いて、それなりに見せちゃうんですね。 やっぱり凄いなあ~、ジブリ。 ・ ところで、映画の終盤に、 主人公達が電車に乗って東京に出かけるシーンがあり、 当時の桜木町の旧駅舎が出てきます。 天井が高くて、昼間でも薄暗い煤けたような駅舎だったなあ~。 と思ったら、 母に手を引かれて、ここを通った日のことを思い出しました。 駅舎を出ると、急に視界が広がって遠くに海が見える。 海に向かって歩くと、ゴンゴンと腹に響くような機械音がして、 見上げるような大きなクレーンと鉄のかたまりが姿をあらわす。 たぶん、三菱重工の造船所に行ったんだろうと思います。 そこで、母は、知らない男の人と会って、長い間立ち話をしていました。 いつまで待っても話終えない母にいら立って、 むずかったような記憶がかすかに残っています。 あの男の人は、いったい誰だったんだろう・・・。 ・ もちろん、今となっては誰でもいいし、 むしろ、母に何か思い出に残る出来事があればいいな、と思ったりします。 こんど母に聞いてみようかな・・・。 今、造船所はなくなり、みなとみらいになりました。 ここから野毛山に向かう坂道には、モミジ坂という名がついています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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