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愚すん

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2012.09.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類

子どもの頃は、夏になると、母の実家に行くのが楽しみでした。

8月には、夏祭りがあって、商店だった実家は軒下に提灯を下げたり、

練り歩く御神輿にお酒を振る舞ったりして、にぎやかでした。



更に家の中は、従兄弟達が大勢集まるので、大騒ぎとなります。

ついつい、遊び道具を巡って、

「これはオレのだ!」、「いやオレが遊ぶんだ!」

なんてゆー騒ぎになったりします。


そんなとき、恐い顔をした祖父が現れて、

「うちの大事な孫を狂わせたのは、どこのどいつだ!」

と、その遊具を取り上げて、

「そんなやつは、風呂の焚きつけにでも、してしまえ!」

と祖母に命じました。


しばらくすると、こっそり祖母が我々を呼んで、

「もうケンカなんかするんじゃないよ」と遊具を返してくれるのですが、

その頃には、もう興味が失せてしまっていて、

何故ケンカしたんだったか、分からなかったりしました。



なんだか、この頃、

センカクとかタケシマなんてゆー言葉を聞くたびに、

ちょっと、この祖父に叱られたときのことを思い出します。











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Last updated  2012.09.03 11:56:08
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