東北地方太平洋沖地震
(2010年3月21日記)午後2時46分東北三陸沖でM9.0の大地震がおこる.大変な災害だ.ここ函館でも震度4から5を観測した.港町の古いビルの4Fに居たので長時間かなり強く横に揺れたが,前の奥尻のときより揺れは小さかった.長い揺れで船酔いのような状態になった.その後,夕方まで何度も強い余震がきたが幸い大きな被害はなかった(余震は最大でM7を超えていた).西波止場では浸水がひどく十字街電停付近までつかったようだ.大津波警報が13日まで出ており,警戒していたが2Mほど潮位が上がっただけで大きな被害は無かった.大変多くのかたが亡くなった.ご冥福をお祈りし,今,自分に出来ることをしていきたい.復興には当面のインフラ整備だけでも1年以上かかるので長期に支えていけるよう準備したい.根気よく支えないと,と思う.一方,この大地震で釧路沖,北海道内陸部などの誘発地震も懸念されている.この付近では500年周期で大地震がおこるそうで,前の大地震から400年ほど経っており,いつ起こってもおかしくないらしい(北海道新聞21日朝刊).まずは多くの犠牲者の方に哀悼を捧げ,現在避難生活を余儀なくされている方々にエールを送らせていただきたい.