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2005年10月19日
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テーマ:お勧めの本(7255)
決断力

著者の羽生善治さんは、'96年に
史上初の「名人」「竜王」などの
7大タイトル独占を達成した棋士です。

この本で語られている、
若い世代に対する羽生さんの感慨と、
私の印象がピタリと重なり、
ちょっと、ぐっときました。
羽生さんと私は、ほぼ同世代だからでしょうか。

その印象を簡単に言うと、

 今の若い世代は効率を求めるあまり、
 リスクを取ることを嫌う。

 しかし、情報に対しては非常に敏感で、
 誰かの行った、チャレンジ→成功(失敗)を、
 すばやく研究し、自分のやり方に生かしていく・・・

 しかし、自分自身がチャレンジして成功・失敗し、
 そこから学ぶことには消極的である。

これらの印象については、異論をお持ちの方も
いらっしゃるかもしれません。

もちろん若い世代の全員が全員というわけではありませんが、
私自身は、上記のような印象を、20代~33才あたりの世代から
強く感じます。

羽生さんも、

昔は遠い道しかなかったから、
誰もがそれを選択せざるを得なかった。
しかし、その遠い道から多くのことを学ぶことができた。

しかし現在は、効率のよい遣り方があるので、
若い世代は誰もが近道をする。

それを側で感じつつ、
あえて遠回りを選ぶのは大変なプレッシャーだ。

そういったことを言われています。

この話、私も非常によくわかります。

私が就職した頃も、まだ古い遣り方、
遠い道しかない頃でした。

先輩に聞いても、そう簡単には教えてくれません。
ファイルの一群をさして、「あのへんに参考文書がある」
そういうだけで、あとは自分で探すわけです。

先輩自身は、どのファイルのどこに目的の文書があるか
正確に把握していますが、教えてはくれません。

就職して最初の半年くらいは、
資料探しが私のメインの仕事みたいになっていて、

あるとき、30年分の資料を
しらみつぶしにさがすようにいわれました。

今ならキーワード検索で一発ででてくることですが
当時は完全な手作業です。

半日探しても、見つからなくてふてくされ、途中で抜け出して
外のベンチで飲んだコーヒー牛乳の味は
今でもよく覚えています(笑)

午後には、係長が資料室に現れ、
一緒に探していただいたんですが、

ものの1時間くらいで見つかりました。

私は、「こんな簡単に見つかるなんて、魔法の手ですね。。。」
と感嘆して言うと、
普段どうやって資料を探しているのか聞かれました。

考えてみると、なんの戦略もなく、
ただやみくもに探していることに気がつきました。

係長から、そのとき教わったことは
次のようなことです。

・資料室に入ったら、まずどのあたりにありそうか、
あちこちの資料をぱらぱらとめくり、
どこから手をつけるべきか、あたりをつける。

・多くの資料には目次がついているから、
まずは目次をじっくりみて、
その資料がどういう特徴の資料か
見当をつけておく。

・ここだ!と思うあたりを重点的に調べる。

とにかく目次はじっくり見るようにしつこく言われました。

訓練を重ねるに従って・・・私にも徐々に勘が身につき始め、

目次を眺めながら、
閃きや直感を感じるようになりました。
(このときの習慣から、どの本でも(小説以外は)
 まずはじっくり目次を見る習慣がついちゃいました。)

このとき体得したものは、
今の仕事のすべてに役立っている、

そう思います。

たとえば、膨大な量の仕事を前にしても、
落ちついて、まずどこから手をつけるか

・緊急を要する仕事
・重要な仕事
・すぐに終わる仕事

それらを分類し、どのようなペース配分で行うか
冷静に考えている自分がいます。

本来の私は、あわてもので、おっちょこちょいの
天然ボケですから、上記のような特徴は
まるで自分とは違うものです。しかし、

訓練によって、獲得できた

その事実に、いつも、とても勇気づけられるんです。

人間は、努力と訓練でかなりの部分を変えていける。

けれど、そのためには、時に遠い道、チャレンジする道を
選択しなければいけないことがある。

そのことを若い世代、そして我が子に伝えておきたい、

そう思います。





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最終更新日  2005年10月19日 10時54分43秒
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