「宗像教授異考録」第14集を読む
時間が無くて読めない漫画&小説が山積み。とんでもない‘積ん読’状態であるが、この漫画だけはサラリと読み済ますことが出来ないじっくりと読み込みたい漫画作品のベスト1。 「宗像教授異考録」 星野 之宣 著 (ビッグコミック) 主人公の宗像伝奇(ただくす)教授が日本各地に伝わる伝説や歴史の謎を調査し、歴史学・民俗学の常識から外れた新たな仮設をもってその謎を解き明かしていく・・・いわゆる‘伝記ロマン’ってやつだが、そんじょそこらの数多ある話と一緒にしないでね。なんたって、日本の漫画原画として初めて2009年に大英博物館で翻訳展示された世界に誇る大傑作なんだから!→こちら ( 大英博物館日本語サイトは→こちら ) 先月で2004年から続いていたビックコミックでの連載が終了したらしいのだが自分はコミックス派なので最終回の内容は謎。しかし‘最終回’という事についてはさほど気落ちしてはいない。おそらく一旦終了ってことであって、星野先生のライフワークとして今後も単発で作品発表があると信じているし、再連載もアリだろうから。 そもそもあれだけのネタを、連載で何年間もなんて作品の内容より信じ難いことだからね。とんでもない量の知識の集積なくしては有り得ない作品だからね。前作の、「宗像教授伝奇考」シリーズ(1990~1999)からこの‘異考録’に引き継がれた時のように気長に次を待つ。 で、その最新刊・第14集を本日やっとこさ読む 宗像教授異考録(第14集)価格:1,300円(税込、送料別) 今回、日本を離れて大英博物館でのワールドワイドな謎解き!どうやら大英博物館での展示を受けての話ってとこ?残念ながら前編のみで残りが次の第15集待ち。いや、気長に待つけどね。 本当はね、この分野で最も凄いのは‘諸星 大二郎’って叫びたいんだけどね。(ごめん星野先生) ← 本日20キロ走る。萩の大会まであと4週間なり。