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カテゴリ:映画・DVD・音楽・本の話
寒いですね。
昨日の夜は、寒すぎて、毛布を出しました。 その上に、子供達を両脇に抱えて?暖かくして寝ました。 寒い夜の子供... 便利です。 今日も話題がなく... 本の話で、ご勘弁を... 今の時期、公開中の映画の文庫本なんかの紹介もいいのでしょうが... 今日は、敢えてこれ。 横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」。 「出口のない海」や、「半落ち」の作者です。 クライマーズ・ハイ 話題?に上っているのでしょうか? 夏ごろ、本屋で山積みでしたね。 御巣鷹山の日航機事故が題材です。 あの年は、いろんなことがありましたよね。 その最たるものは日航機事故...阪神優勝...NTTの民営化... その日航機事故が題材です。 日航機事故の悲惨な現場の描写はありませんが、新聞社に勤める主人公が全権デスクを任されることにより、壮絶さが浮き彫りになります。 事故の経過と、家族、友人、組織などが、並列にすすんでいきます。 常に判断を迫られる状況の中に身をおかされるような気がします。 一読の値打ちアリです。 ありえない事故では、片付けられない事故でした。 先日、その事故の巻き添えを食った友人と、連絡をもらいました。 そのときの用事はたいしたことではなかったのですが... 中学生のときでしたが、友人のご両親が墜落した飛行機に乗っていました。 事故の後、当時、彼の周りは、大変だったようです。 社会人になって初めて事故のあった山に登った彼の感想は、観光地に行った気分だったそうです。 あれだけの事故で沢山の方が亡くなり、両親もなくした山に登った感想でした。 その場にいたみんなが、黙ってしまいました。 事故の後、彼は、それだけ、大変な時間を過ごしてきたんだと思いますが... 本人以外に知る余地はないですね... まぁ、そんな彼から連絡があったので、夏ごろ読んだ本を思い出しました。 その彼は、それ以来、山には登っていないそうです。 今日は、重い話でした。 出口のない海 半落ち この人の本って、結構、重いんですよね... 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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