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テーマ:韓国!(16968)
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二泊三日でシデク(夫の実家)へ行って、少し早いがアイの一歳のお祝いをしてきた。
韓国では1歳のお祝いはとても大事で盛大に親戚や知り合いを招いて式場を借り切って食事会やパーティーを開く。これをトルジャンチという。ユウの1歳の誕生日のときは、うちも慣例に従ってトルジャンチをしてみんなに祝ってもらったのだが、アイは2人目ということで家族だけで食事会をしてお祝いをしようということになった。 ところがあいにく予定していた店が予約が取れず、急遽、うちで お祝いをすることに。 食事の前に、ケーキと果物をテーブルに飾り、韓服(ハンボク)に着替えたアイの前にはハルモニ(おばあさん)が糸と鉛筆と1万ウォン札(最初千ウォン札を出したていたが、娘にしかられ1万ウォン札に変更)、金の指輪を並べた。これはどれをつかむかで将来を占うという儀式の準備。糸をつかめば寿命が長く、鉛筆をつかめば頭がよくなり、お金をつかめばお金持ちになるという。 アイは迷わず鉛筆をつかんで満足そうに振り回していた。でも聞いた範囲ではどの子もみんな鉛筆をつかむらしい。そうでない子は果たしているのだろうか? (これは着替える前の予行演習(?)) 食事は、港町モッポ在住の弟夫婦に仕入れてきてもらった新鮮な海産物。ひらめの刺身に、生きたサンナクチ(たこ)、生きたあわび。刺身醤油で食べるだけでなく、ごま油と塩を混ぜたのにつけたり、焼肉のようにサンチュに包んで食べたり食べ方はいろいろ。 ひらめは何度も食べているが、生あわびと生たこはお初。特に活きたたこの踊り食いは壮観だった。まず、うちのダンナが箸に1匹巻きつけてぐっと口に押し込んでもぐもぐσ(~~~、)ムシャ ムシャ。 次にハラボジがたこの足が鼻の穴に入りそうなのを必死で抑えて(* ̄m ̄)プッこれまた完食。 私たちははさみで足を切り取って食べたが、切っても切っても動く動く。くっつくくっつく。箸でつまもうとしても逃げ回ったり皿にくっついたりでなかなか取れない。やっとつまんで口に入れると、唇や口の中にきゅうっと吸盤がくっつく感触がして痛い。o(@.@)o ナンジャコリャ!!スゴイ。話には聞いていたけれど、実際に体験してしみじみ驚いてしまった。 台所に行ったら、発泡スチロールボックスの脇に逃亡したたこ一匹を発見!しかし努力むなしく捕らえられ義弟の口に敢え無く飲み込まれた。(-∧-)合掌・・・ あわびはコリコリしておいしかった。10匹10万ウォンだから一切れ1500ウォンだとか言いながらみんなで競って食べた。しかし、残り少なくなるにつれて今度は譲り合い。 お母さん(オモニム)「ノ、モゴラ(おまえ、たべなさい)」 私たち「オモニム、トゥセヨ(お母さん召し上がって下さい)」 譲り合っていたら、最後のあわびの大きな内臓を義父が箸でついっとつまんだ。食べるかと思いきや、なんと、私の口の前に突き出すではないか!(゚∇゚|||)ナヌ? ひざの上にアイを載せ、左手にアイのお皿、右手にアイのスプーンを持って完全に油断していた私、逃げるすべがない!仕方なく、o(´○`)o アァーーーン♪してしまった…。ああ、シアボジと間接キス…。( ̄ё ̄)チュッ そんなこんなで異常な盛り上がりを見せてトルジャンチは終了した。アイのもらったプレゼントは、金の指輪と金のネーム入りネックレス。家族団欒で楽しいトルジャンチだった…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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