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10年前の今日、女性にとって自分の手で確実な避妊ができ、さらに多くの月経トラブルを改善してくれる低用量ピルが発売されました。
諸外国から遅れること数10年、申請から承認まで10年を要したそうですが、発売後に産婦人科医になった私にとってはすでに「なぜなかったのかが理解できない」くらい、診療においてなくてはならないものになっています。
そして、昨日のニュースで、さらに女性の健康をサポートしてくれる薬が1つ承認されたことが公開されていましたね。
「
子宮頸がん予防ワクチン承認へ 国内初、10月にも」
メーカーさんが「何とか今年中に承認してもらえるように頑張ります!」とおっしゃっていたのは、嘘ではなかったようです。
選挙が終わったとたんのこのタイミングでの発表は、何となく背景まで見え隠れするようですが、とにかく10月には承認される見通しが立ったわけですから喜ばしいことですわ。
各社の報道の見出しを見ると、多くが「子宮頸癌の予防ワクチン」として報道してしまっているようですが、実はこれはちょっと間違い・・・正確には、「子宮頸癌の原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の予防ワクチン」で子宮頸癌そのものを予防するものではありません。
子宮頸癌とHPVの関係については以前の記事「
女性の健康とHPV」「
HPV感染って知っていますか?」をご参照下さいませ。
ワクチンを接種すれば、少なくともHPVの16型と18型には感染しなくなります。注意しなければいけないのは、16型と18型に感染しない=一生子宮頸癌にかからない、というわけではないということです。
海外のデータでは子宮頸癌になった人のうち16型や18型が原因となっている人が7~8割を占めるそうなんですが、日本人の場合52型や58型の感染も多いので、16型と18型のワクチンで予防できるのは5~6割なんですね。
もちろん、癌を5割も予防できるなんてすごいことです。だから、HPVに感染する前にこのワクチンを接種することには大いに意味があります。ただ、ワクチンを接種したからといって子宮癌検診が不要になるわけではないってことだけは同時にしっかりお知らせしておく必要があるんです。
子宮頸癌になる人を減らすためには、
性交開始前にワクチンを接種し
妊娠を望むまではコンドームを正しく使い
20歳以上又は性交開始後3年以内に子宮頸癌検診を受け始め
1年に1回の子宮頸癌検診を必ず受ける
これらの全てが必須なんですよ。
今回承認されることになったのは、申請が出ているワクチン2種類のうち、予防できるHPVの種類が「16型・18型」の2種類だけの方なんですよね。できれば、時期をあまりずらさず、4種類予防できるもう一種類のワクチンも承認して欲しいな~というのが本音の話し。
4種類予防できるものだと、16型と18型以外に、「尖圭コンジローマ」の原因となる6型や11型の予防もできるんです。コンジローマも、1度かかると厄介な性感染症の1つですから、これらが同時に予防できた方が女性にとってはうれしいですからね。
ワクチンのお値段は、今後政府がどのような予算組みをするかにもよってくるのでしょうけれど、少なくとも20歳を越えた私たちは自費で受けるしかありません。
今のところ、1クール(3回接種)で約5万円らしいのですが・・・予防効果を考えたらこのくらいかけてでも接種しておくべきものと言えるでしょう。
すでに世界100カ国以上で承認されていたり、オーストラリアでは公費負担で「男女に」接種されているワクチンが、日本で承認を得るのにこんなに時間がかかってしまっていることは憂慮すべきことなのかもしれません。
それでも、遅ればせながらやっと「国際基準」に近づき始めた日本の「女性の健康」に対する意識をこれからもっともっと高めていくお手伝いができたらなと思います。
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