映画とドラマで韓国を知りたい！

「がんばれ、クムスン」の最終話を見て、余韻覚めやらぬまま(笑)、ちょっとネットサーフィンしてみたら、このドラマの「こぼれ話」が書かれているサイトを見つけました。→こちらです

衛生劇場のサイトのようなので、おそらくこのチャンネルで「がんばれ、クムスン」を放映したときに作られたモノでしょうか。タイトルは「こぼれ話」となっていますが、撮影秘話というよりは、このドラマを観ている日本人が「？」と思うポイントについて、簡単に解説したもの、という感じです。

昔、冬ソナが流行ったころ、「なんで横を向いてお酒を飲むのか」とか「部屋に入ってもコートを脱がないのはなぜ？」なんていう話題が盛り上がりましたよね。まさにあんな感じです。

韓流ブームが訪れてもう何年もたち、今韓ドラを観る人はそれなりに韓国の風習にも詳しくなっているだろうということを前提に書かれているので、上に書いたような「初歩的」なことではなく、私が読んでもふーんと思うことが結構ありました。食べ物の話も多かったですね。そういえば、クムスンって、食事のシーンがすごく多かったかも(笑)。

ドラマの展開上の疑問に答えるものもあります。特にへぇ～と思ったのは、ノ家の次男坊テワンが子どもの頃祖母の家で育てられたというエピソードは、テワンを演じている俳優さんが、慶尚道のなまりが抜けなくて、それでやむなくそういう設定にしたんだとか。東京の家族の中で一人だけ関西弁しゃべってたら違和感があるって感じなんでしょうか。

それから、ジェヒがクムスンを呼ぶときの「ペクチュモリ（白菜頭）」。初期のクムスンの髪型がちりちりパーマでダサイからっていうのはなんとなくわかるけど、なんで白菜？て思ってました。このサイトの解説によると、なんと、これ、「キャベツ人形」から来てるんですって！

覚えてます、キャベツ人形。その昔日本でも大ヒットしましたよね。あれ、韓国ではなぜか「ペクチュモリ（白菜頭）人形」と呼ばれていたそうです。で、クムスンの髪型がその人形に似てるから、ってことなんだとか。キャベツ人形は英語でも「Cabbage Patch Kids」なのにね。なんで白菜なんだろう～。韓国ではキャベツより白菜のほうがメジャーなのかしら？？？？

このサイトでは取り上げられていなかったけど、私がこのドラマを見ていて改めて疑問に感じたのは、「韓国人はなぜ洋服で寝るのか」ってこと。

このドラマに限らず、韓ドラに出てくる登場人物、あまりパジャマを着ません。クムスンでも初夜にはジェヒがパジャマ着てて、これがいかにもって感じで逆に笑えたんだけど、でも、普段のクムスン、いつも洋服で寝てましたよね。日本でも、特に若い人はパジャマを着ないケースも多いけど、でも、スウェットとかＴシャツとかの「部屋着」だし、一応「パジャマ代わり」に決まってるものを着て寝ますよね。でも、クムスンったら、スカートはいてたり、もうそのまま外に出ても平気みたいなカッコで寝ちゃう。シワにならないの～？なんて心配になったり(笑)。不思議です。。。。

いずれにしろ、このドラマ、普通の家の中の生活シーンがすごく多かったので、そういう「習慣」みたいなものが、特に目に付いたのかもしれませんね。