船長ならば・・・
If you are a captain, you have to make a decision.If you are hesitating, don't show your confusion.If storms hit your ship, you must guard your companion.If you can't do these, you shouldn't be a captain. 船長ならば、決断せよ。 迷っても、惑うな。 嵐が襲ったら、仲間を守れ。 できないなら、船長を降りろ。男はよく、船にあこがれる。「大海原で舵をとってみたい。」それだけのこと。国家の一大事、黒船を初めて見たときの坂本竜馬の感想は、「黒船に乗って動かしてみたい。ペリーがうらやましい。」司馬遼太郎の「竜馬が行く」の一場面であるが、うなずける一言だ。単なるあこがれから始まっても、たとえ小さい船でも、自分を信頼して、共に乗ってくれた人がいる。幸せな話だ。立派な船長になろう。抽象的だが、「立派」の意味がいずれわかる。竜馬は言う、「一番こわいことは、自分が自分に愛想をつかすようになる。 おれはもともと、そんな危険性のある男だ。」これ以上、愛想を尽かしたくないな。