かつまる備忘録

2014年10月25日(土曜日)、中央快速(青梅特快)＆山手線でJR上野駅まで出かけてきた。目的は東京国立博物館(平成館)で開催されている『日本の国宝展』を見学すること。何せ、展示物の全てが『国宝』。どれもこれもに見学客が集まる。

今まで、国内の数々の地域に旅行してきたが、『国宝』を我が目で見てきた。今回の展示物のうち過去に御当地で拝観した『国宝』も多くあった。
今回、個人的に注目したのは『正倉院』から来られた特別出展作品。普段はめったに見ることの出来ない作品ばかりなんで実に貴重な時間を過ごすことができたと思う。中でも、枇杷の展示に注目。
書物の中では、日本書紀の巻物に感動したりした。何せ、国宝レベルの書物は一文字・一文字が丁寧に(念を込めて)書き込まれている。そればかりか、書き込まれる側の紙媒体の方にも見事な細工が施されていた。
重要文化財と国宝の違い。明らかに一文字に対する気合いが違う。紙の作り方が違う。
仏像なども『国宝』となると、実に繊細で今にも動き出しそうな作品ばかりだった。

今回の時間旅行、200％の満足感である。
そして、自分の仕事の中にも積極的に取り入れていきたいと思う。