2007年3月、34歳で乳がんと診断されました。
乳房温存手術、抗がん剤治療(FEC-75位+タキソール)、 放射線治療(25回+ブースト5回)の後、 現在はホルモン療法(リュープリン+タモキシフェン)を行なっています。 オットと2人暮らしの日々の中、 同じ思いをして闘ってる方に、少しでも役に立てたら、、、 さらに私も少しでも勇気を貰えたら、そんな思いで始めたブログです。 これまでの経緯をカテゴリー別に見たい方は、 [DIARY]の中の右側の[Category]を見てみて下さいね!
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久しぶりの更新です.
前回の日記から,色んなことがありました. まず,乳がんについては,無事8年を迎えることができ,9年目を迎えています. 今は半年ごとに,超音波とマンモを交互におこなって,主治医の診察を受けています. 5年続いたホルモン療法(経口タモキシフェン)が終わり,フルの治療の全てが終了しました. あらためて,私の行った治療は, 手術(乳房温存,腋下かくせい) 抗がん剤(FEC75位→パクリタキセル) 放射線(通常照射+ブースト) ホルモン療法(リュープリンの皮下注射4年+併行して経口タモキシフェン5年) となります. そして, ホルモン療法が終了して9ヶ月ほど経った頃に,自然妊娠しました.この時,40歳でした. しかし,この妊娠は,心拍も確認できた後の10週目に,流産となりました. この時は精神的にとてもきつかったです.1年近く引きずっていたように思います. そして,およそ,それからまた1年ほどして,再度自然妊娠しました. 前回のことがあったため,安定期に入ってもずっと安心できずにいましたが, 高齢のわりに,大きな問題も無く臨月を迎えました. 高齢であること,赤ちゃんが大きかったこと,予定日近くなっても子宮口が殆ど開いてきていなかったこと,で難産になる可能性があるとのことだったので,産科の先生方と相談して,予定帝王切開としました.赤ちゃんの安全を第一に考えたこの選択を,本当に良かったと思っています. そして無事に男の子を出産しました,42歳での高齢出産です. 何より嬉しかったのは,5ヶ月ほど経った時の,乳腺外科での定期健診の際に,主治医の先生が喜んでくれたこと. 「これだけフルの治療をやった上で,本当に良かったね」,と言って貰った時には涙が出そうでした. 左胸は温存とはいえ,乳腺を殆ど取ってしまっているので,おっぱいは出そうになく, 右胸からだけおっぱいをあげています. それでは当然足りないので,ミルクを足しています. 妊娠期から,左胸と右胸の大きさの差は,それまで以上に大きくなり,とてもアンバランスです. それでも,右胸だけでもおっぱいを与えられる機会を貰ったことの有り難さを感じることの方が大きいです. 乳がんとわかってから,治療の間も,子供のことは,いつも気にかかる,時に辛いことでもありました. 他の人の妊娠や出産の喜びが辛さとなって感じられた時期も,長くありました. なので,この日記がもし,同じような不快な思いを読んでいる方にさせてしまったとしたら,本当にごめんなさい. ただ,私と同じようにフルの治療を行って,さらにそれ故に年齢も高くなってしまって, 子供を望めるだろうか,と悩んでいる人に少しでも希望をあげられれば,と思い,日記を書きました. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月02日 18時03分43秒
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