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カテゴリ:韓国映画【ナ・ハ】
日本の小説も映画もドラマも観てません。が、話の流れはだいたい知っています。こういった純愛メロ路線は韓国映画のお得意とするところなんで、どんな風に味付けされ、また泣かせてくれるのか。楽しみに劇場鑑賞してきました。
------ 原題:波浪注意報 監督:チャン・ユンス 出演:チャ・テヒョン、ソン・ヘギョ、イ・スンジェほか 公式サイト:こちら ------ 10年ぶりに故郷に帰ったスホ(チャ・テヒョン)にとって、高校時代、小さな海沿いの町でクラスメートのスウン(ソン・ヘギョ)と過ごした時間は忘れることのできない初恋の思い出だ。 学校。ポケベル。二人だけで行った島。小さなケンカをしては仲直りを繰り返しながら思いは重なっていく。この先ずっと一緒にいたいと願った矢先、スホの目の前でスウンが突然倒れてしまう。 青い空。青い海。ふりそそぐ暖かな陽射が、若い二人の日常を優しく包み込みます。純愛を後押しするロケ地の景色は美しく、それだけに儚さを感じずにはいられません。 真っ直ぐで愛嬌のある役柄はチャテが得意とするキャラクターで、今作でもその魅力が如何なく発揮されていました。スホの母親役にはキム・ヘスクさん(ユジン母by「冬ソナ」)。息子が母親にお金の無心をするとき、スホがはいてるズボンに見覚えが。ビョンホン氏と一緒じゃん! ドラマ「いつか楽園で」でチャテの親友だったキム・ヨンジュンさんが、この映画でも友人の一人として出演されていました。だいたいどの出演者も役の年齢よりオーバーエイジなのでどうしたって違和感があります。 映画初出演のヘギョちゃん。彼女のセーラー服姿は本当に清楚で可愛らしいのですが、自転車に病気、そして「ミアネ」とくれば、まんま「秋の童話」。頭の中にウンソが蘇ってきました。 一番グッと来たのはおじいさんのエピソード。戦争で初恋の人と引き離され、戻って別々の相手と結婚。数年後一度再会し、二度目は永遠の別れ。まるで映画「ラブストーリー」の世界です。 二時間足らずで描ききるにはテーマが重いにも関わらず、割りとあっさりした印象でした。スホの祖父や母がそうだったように大切な人の喪失感を抱えながら淡々と受け入れていく現実に沿ったからか。 民宿の犬はすごい営業マンだよね。 【OST】 『僕の、世界の中心は、君だ。』OST 送料無料 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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