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えんげきざんまい

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2008.01.04
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カテゴリ:演劇感想
NODA・MAP第13回公演「キル」を観劇しました。

なんつーか。ただ「凄い」の一言に尽きる。

パンフレットをケータイのカメラで撮りました

<あらすじ>
ごめんなさい。
アタシ文章うまくないんで、
抜粋させてください。
(公式サイトhttp://www.nodamap.com/02kiru/gaiyou.htmより)
~STORY~
羊の国(モンゴル)の洋服屋の息子テムジンは、父の憎しみを受け成長するが、父はファッション戦争に敗れ命を奪われてしまう。
そんな父の遺志を受け継ぎ、祖先の名を冠したブランド「蒼き狼」による世界制覇の野望を抱き、羊毛の服で大草原のファッション界を制していく。
そして、腹心・結髪の仲介で絹の国(中国)から来た娘シルクと恋に落ちるが、シルクは絹の国に連れ去られてしまう。
怒ったテムジンは、祖国の羊を焼き捨て、敵国に攻め入りシルクを奪い返す。
やがて、妻となったシルクに息子バンリが誕生し、父と同じ宿命を背負ったテムジンは、
今度は自分が息子にとって代わられる恐怖に襲われるようになる。
しかし、その後も外征を続け、ついに世界制覇の夢が達成するかに見えた時、
西の羊(西洋)の地から、「蒼い狼」という偽ブランドが出現し、「蒼き狼」の行く手を阻む。
その制圧に遣わしたはずのバンリは消息を絶ち、新たなデザインさえも「蒼い狼」に盗まれ追い詰められるテムジン。
果たして「蒼い狼」は一体誰なのか? バンリなのか? 腹心の裏切りなのか? 
愛憎が渦巻く果てに、ついに「蒼い狼」が姿を現わし、「蒼き狼」との最後の戦いが始まる・・・・・。


うむ。公式サイトよ、ありがとうグッド
頭が悪いとだめですな。
なんせ、この作品は話というよりも、演出や言葉遊びに魅せられたから。
ストーリーなんて全く理解しちゃいなかったから!!

頭悪いんだよね~~アタシ!アハハハハあっかんべー
野田さんのことだから、また世界情勢に関することと絡んで時事批評してるのかなと思い、
深読みして観てしまったから、途中で
「コレはイラクに攻撃するブッシュ?とか、
「…北朝鮮??とか、
「チベットと中国の関係デスカ???とか、
どうでもいいこと考えすぎて、
本筋に夢中になれなかったのですよショック
だから見た目を楽しみました目

演出方法がスゴイと思った。
光の当て具合で万里の長城に見せる垂れ幕や、
真ん中に階段のある舞台装置。
ミシンの銃に、型紙の世界地図。
ん、これだと演出というより舞台装置がすごいのか…!?

そして、言葉遊び。
着る=生きる、切る、KILL。
そんな意味が込められたタイトルなのか。と感心。

生きることは着ることだ。
制服を着せて、征服。
テムジンが人々を切ると人々はテムジンを切る。
いい服の使命は脱がすことにある。
そんなこと言ってた。

結局、恨みからは何も生まれない、ということなのかなぁ、と思った。

役者の感想。
妻夫木は友人に言わせると「下手」らしいが、
台詞の言い回しからして、
野田さんによってかなり「野田風」に調理されたんだろうな、と思った。
広末涼子は声をかえながらもかなり聞きとりやすいものだった。
勝村さんの役はオイシイし勝村さんが面白い。楽しそう。
中山祐一郎は初見。なかなかのポロロンぶり。
でも全体的に旅人たちの存在感、他の人たちの「引き立て役」としてのポジションなのかな、と思った。
アタシは個人的に要注目役者さんだったから観てたけど。
高田聖子は、濱田マリだとずっと勘違いしてた。ゴメンナサイ。

昔の野田を観た事がないので比較はできないが、
野田秀樹の舞台は観ていてアドレナリンが湧き出る
観ていて飽きが全く来ないし、ワクワクするし、
ちょっと自分が知的に思える。
役者のセリフの掛け合いや動きのひとつひとつに「act/演劇」を感じる。
全てに意味を感じる。
表現方法に感心する。
一言で言うと、好きだ

言葉で言うと空虚なもので、なんとなく分からないから、
同じ空気を吸って感じとるのが一番だと思う。

NODA・MAPhttp://www.nodamap.com/index.htm





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Last updated  2008.01.05 03:20:30



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