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2008.03.20
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カテゴリ:演劇感想
今更なんですけどね。
メッチャ良かったんですよ。

イキウメ「眠りのともだち」
眠りのともだち

team申の「抜け穴の会議室」を見て、
前川さんの書く脚本がすっごく面白いと
興味を持ち、
今回イキウメ公演を初めて観劇した。

(ウラノスも観たかったんだけど、
散歩する侵略者も観たかったんだけど、
観れなかった。じゃんねん…涙)


…改めて。

前川知大さんの脚本力。
なんつーか、感服。


失礼なんですが、出ているキャストさんや役柄はいたってフツー。
個性的な人や、とびでている強烈キャラはいない。
なのに、面白いと感じた理由は1つ、
脚本力
なのである。

まず設定が面白い。
『「夢」の世界で夢だと気付いたら…?』
そんな素朴な疑問をテーマにしちゃう。
そして、
『夢には五層ある』
『普通の夢はレイヤー1』
『夢の中で夢を見ると、さらに深い層(レイヤー2)へいく』

そんな設定。
なるほど~って頷いてしまったほど。

お話は、主人公が夫と同じ夢を見て夢を意識するようになり、
ある日夢の世界で夢だと気付いてしまうことから始まる。
そこから夢の深い層へまぎれこんでいき、現実へ戻れなくなってしまい、
夫が夢を手がかりに主人公を救おうと奮闘する。
同じ頃、主人公と共にルームシェアをしていた女性が忽然と姿を消す事件が起こったが、
その解決の手がかりも深い深い夢の中にあり…

そんな感じで不思議な世界にいざなってもらいました。
今思い返すと、説明するには複雑な状況設定なんだなぁ。
でも観劇している時には頭を使わず、深く考えずにすっと頭に入ってきたんだけど。
同じ夢を見たり、人の夢に入ったり、そんなことができるんだなーと。
「これはオレの夢だ、出てけ!」って言ったら、周りの人はすんなりと退散するとか(自分の夢だから自分の意のままになる)、
ほほーって感じですね。

観劇後、
実際夢の中で「これは夢だ」と気付いて、その後自分の好きな状況を作れたらいいなあと
ちょっと思ったりしたんだけど、
今でも夢は夢のままで、
思うままに操ることも、
夢の中で夢を見ることもできず。

そんなことを考えながら
2週間も経過してしまった!!
ばかー!!!

とにかく前川さんのストーリーは
静かなのに何かのめりこんでしまう誘引力があって、
これを「前川さんの脚本力」「脚本引力」
呼ぶほかにいい言葉があるだろうか。

今年入って、まだいい芝居に出会っていない中、
かなりのスマッシュヒットをかましたお芝居。
イキウメン募集中らしいので、自分もイキウメンになりたいっす。
イキウメ official websitehttp://www.ikiume.jp/index.html


抜け穴のDVDてか!
抜け穴の会議室、4/9にDVD発売なんですね。
今更知ったことにややショックを隠せません…。
http://team-saru.ocnk.net/product/14





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Last updated  2008.03.20 13:21:09



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