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7月23日づけのじぶんの日記で、富士山頂上小屋に宿泊された男の子が高山病の症状を示したことを書きました。
この男の子(小3)の場合、最初は「きつい」、「寒い」、「お腹が痛い」と訴え、何度か嘔吐しましたが、内容物は殆どありません。翌朝には軽快していましたので、高山病(高地障害症候群)の中程度の症状かと思われます。 高山病は、普通、高所に着いてから6~8時間くらい経って出てきます。 頂上小屋に17時頃到着した場合、症状が出るのは消灯後となりますので、もはや山を下りるというわけにはいきません。 ということもありますので、初めて登られる方がいきなり頂上で長時間過ごされるのは少々危険ではないかと思われます。 ちなみに私自身は、ネパールトレッキングの時と、インドヒマラヤトレッキングの時に、軽い高山病にかかったことがありました。 いずれも3500~3700メートル前後を何度か歩いたあとで、もう大丈夫だろうと思った頃に倦怠感、眠気などの症状が出てきました。 しかし、その後は5000メートル前後の山に登っても、特に自覚症状はありませんでした。血中酸素濃度が68あたりまで下がったことがありましたが、これは深呼吸ですぐに回復しました。 今度のイラン最高峰登山の場合、4200メートルでテント泊する時はたぶん大丈夫だろうと思います。頂上までの往復時には症状が出てくるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年07月24日 09時35分41秒
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