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2006.05.14
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テーマ:海外旅行(7522)
カテゴリ:旅行
昨日に引き続きエジプト旅行のアルバムを更新しました。
今回は、カイロ市内(ハーン・ハリーリ、考古学博物館ほか)です。

さて、エジプト考古学博物館のお目当ては何と言ってもツタンカーメン(トゥトアンクアムン)の黄金のマスクです。
じつはこのマスクを直接目にするのは初めてではありませんでした。各種資料によれば、1965年、東京・上野の東京国立博物館でツタンカーメン展が開幕されました。期間中に100万人以上の入場者があったといいますが、とにかく私もその1人として見に行った記憶があります。国立博物館の周りにには長蛇の列ができていたことを記憶しています。

今回は、そんな列はありませんでした。閉館の1時間前ということもあって比較的空いており、マスクの前に誰も立っていないという時さえありました。また、ガラス越しではありましたが、1m程度の至近距離から、正面、真横、真後ろ、斜め下などいろいろな角度から眺めることができました。

合計3回ほど、マスクの前に立ち、合計時間は3分半くらいになったかと思います。
ツタンカーメンが即位したのは紀元前1350年頃と言われています。マスクが作られてから3350年、これは時間に直すと約3000万時間となります。そのうちの3分半は1.99e-9、私の計算に間違いがなければ、黄金のマスクが作られてから今日に至るまでの時間の5億分の1の長さにすぎませんが、私という人間がそのマスクから物理的に最も近い場所に立っていたという事実を作り上げることができました。





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最終更新日  2019.01.27 16:58:57
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