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野外美術館の作品の中には、解説パンフを読まないと制作者の意図がくみ取れないものもありました。 森の中を歩いていたところ、順路から外れたところに大理石の枠があり、その中の景色が絵画のように見えたので、これはマグリットの絵の実体化なのかと思いましたが、実際は、作品番号27「間(げん)」を裏側から覗いたものであって、山を下った所にある石版から枠を見上げるのが制作意図に沿った見方であることが分かりました。 少し先には、台座の上に2本の柱と平行の棒がありこれもマグリット風の作品かと思いましたが、手前の解説プレートには「作品保全のため屋内に保管しご覧いただけません」と書かれてありました。つまり、ここにあるのは作品ではなく、作品を取り付けてあった台座だったのです。 野外美術館では屋外に展示をしているため作品の経年劣化は避けられないと思いますが、中には作品番号32「四つの風」のように、年月を経て倒壊していくありのままの変化そのものを描いたものもありました。 【作品番号27「間(げん)」を裏側から眺めたところ】 【作品番号27「間(げん)」の制作意図に沿った鑑賞位置】 【これも作品だと思ったが...】 【作品番号35「北の柱頭」は屋内保管であることが判明。なお別のマップでは作品番号35は「阿古(あこ)」に置き換えられていた。】 【作品番号32「四つの風」。もともとは柱が4本あったがようだが、現在は1本のみ。残りは朽ち果てつつある。】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年10月16日 17時30分12秒
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