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ハッピー・タクシー~stage 3~

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 野球好き@ Re:交通事故をなくす目からウロコ?の方法とは・・・(07/19) 私も同感です。飲酒運転をする人や、スマ…
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June 1, 2008
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カテゴリ:カテゴリ未分類
そもそも、タクシーは、何故ゆえに、街に並んでいるかという疑問をお持ちの方は多いと思います。

一般の方からすると、
「タクシーは流すのが原則で、
駐車違反とわかっていて、
道路に停めておくこと自体が、おかしいのではないか?」
とおっしゃられる方も多いことと思います。

このことは、タクシー勤務の経験がある方なら、敢えて説明は不要でしょうが、
読者の方々はタクシー経験者だけではないので、少し、お話させて頂こうと思います。

 先ず、タクシー運転手が、街角に並ぶという行為は、「よりマシ論」の積み重ねの結果であって、決して正しいと、主張している訳ではないということを、最初にお断りさせて下さい。



(前提)
1,並んでいるタクシーは、ランダムに、並んでいる訳ではなく、あれはあれで、整然と、順番通りに、並んでいるのです。
 もし、タクシー運転手が、その順番を違えて、客を拾うような事があると、その運転手は、二度とその場所で、並ぶことは出来なくなるでしょう。
 他の運転手から、ツマハジキにされるからです。

2,並ぶということは、先頭と、最後尾が決まっているということです。
 一仕事を終えて、並び直す場合は、
当然、最後尾に並ばなければ、なりません。

 それでは、先頭とは、一体、何処なのでしょうか?

 簡単に言えば、客が出て来る所です。

例えば、病院の玄関、公共施設の玄関、駅の玄関、繁華街の交差点、等、

要するに、スポット的な、限られた場所なのです。

 その先頭で客を拾うために、タクシー運転手は、
ルールを守って、
お利口さんに並んでいるのです。

 ということは、もし、流すとなれば、そこを目掛けて、多くのタクシーか、殺到しながら、流すことになります。
 そのポイントを過ぎれば、客が拾える確率は、ほとんどなくなるので、
また先ほどのポイントに戻る事になります。

しかも、一刻も早く!

 一刻も早く戻るためには、そのポイントかある、一つのブロックを
左折・左折・左折・左折で、
左回りに回るのが、一番早いです。
(日本の道路は左側通行なので、右折は非常に、難しいのは、皆さんもご存知でしょう。)

つまり、タクシーが、‘流す’という行為は、
限られた場所を、
グルグルと、ミズスマシのように!
回り続ける!!

 これを、一台のタクシーがするのではなく、
大量のタクシーが同じ行動をするのです。

同じポイントを目指して、大量のタクシーが、
グルグルと、グルグルと、
ミズスマシのように………。
空車のタクシーが、数珠(じゅず)繋(つな)ぎになって!

 ということは、その施設の周辺は、流すタクシーが原因で大渋滞になります。
そのことが、社会的に、よいことか、どうか?
(事故の危険性が高まるのではないか?)
という問題もあるのです。

3,次に、タクシーは、
流した方が売上が上がるか?
並んだ方が売上が上がるか?
という疑問が、あります。

 多くの市民の方は、流した方が、売上が上がるのではないか?と思われていることでしょう。

確かに、流した方が売上が上がるのは事実です。

 しかし、それでも、ほとんどの運転手が、‘並ぶ’というやり方を選択しているということは、その方が‘いい’と感じている運転手がほとんであるということなのです。


想像してみて下さい。

Q1,もし、全員のタクシー運転手が、
流したとしたら・・・

客が増えるでしょうか??

答えはNO!です。

客の人数自体は変わりません。


Q2,もし、全員のタクシー運転手が、
並んだとしたら・・・

客が減るでしょうか?

答えはNO!です。

客の人数自体は変わりません。


つまり、‘並ぶ’運転手と、‘流す’運転手と、
どちらかを比べたときに、
流す方が、少し、売上が上がる。
という程度のことなのです。

ここで敢えて‘少し’を強調させて頂いたのは、
どちらかというと、流す方が売上は上がるが、
極端に増えるわけではない!
ということなのです。

事実、
並んだタクシーを横目に、
街を流してみると・・・

流しても流しても、
なかなか客は拾えません。

そうしているうちに、
並んだタクシーに客が乗り込んでいくのだが、

流している自分のタクシーには、
なかなか、乗ってくれない。

そうこうしているうちに、
さっき、最後尾に並んだはずのタクシーが、
先頭になっている。

流している自分のタクシーと、
さっき最後尾で、今先頭まで進んだタクシーと、

どちらが、
客を拾うのが早いか??

どちらにしても、
その程度の違いであって、

極端に売上が上がるというものでもないのです。


そして、もう一つの問題は、

「流す」という行為は、
実は、極めて危険が伴う、リスクが大きい行為なのです。

そもそもタクシーが流すのは、何のためでしょうか?
客を拾うためです。
ということは、客が拾えない所を、いくら流しても、くたびれ損になります。

それでは、どこで客を拾うか?

それは、駅前周辺であったり、ホテルや病院であったり、公共施設であったり、夜の繁華街であったり・・・
要するに、今、タクシーが並んでいる周辺ということになります。
そしてそこを、グルグルと、グルグルと、ミズスマシのように、……。

元々、客が拾える場所と言うのは、人通りが多い地域です。
人通りが多い地域を、無事故で、流し続けるのは、
かなりの精神的な負担がかかります。

 そして、タクシー運転手は高齢の方も多い。
腰痛は、運転手の職業病といわれていて、腰痛を抱えた高齢の運転手が、
勤務時間中、最初から最後まで、流し続けるのは、拷問に等しい。

 そういう労働者の労働衛生上からも、流し続けることは決して好ましいことではない。

 このような、よりマシ論の積み重ねで、結果的に、街角に並んでいるのです。
(もちろん、勤務時間中、殆ど、流し続けている運転手も中には居ますが、ごく少数派です)

 ですから、タクシーは、一般車両とは、違う社会的役割を持ったクルマなので、そこを評価して、一般車両とは違うルールを作ってほしい、というのが、hashiretaxiの主張なのです。

(街の声)
「いいぞ!!やれやれ!!」
「議員に立候補したら、応援してやるぞ!!」


(エピソード)
あるホテルの玄関。
ここを先頭に、客待ちのタクシーが、ズラリ。
もちろん駐車違反!
何年も、ずっと同じ光景。

最近の取り締まり強化の流れの中で、
警察の取り締まりもしばしば。

しかし、先の繁華街の取り締まりの如く、
パトカーが、いなくなれば、元の木阿弥。
ホテル側も、社会的責任を感じてか、玄関から、少し離れた場所に、わざわざタクシーの待機場所を新設。
しかし、客の流れとは反対の場所に設置したものだから、
客は一向にタクシー乗り場に向かわない。
玄関を出てすぐに、(違法駐車の)タクシーが居るわけだから、
客は、目の前のそのタクシーに乗り込む。

一方、新設されたタクシー待機所には、
まじめな運転手が、待機する。
しかし、いつまで経っても、
客は、わざわざ遠回りしてまで、
待機所には乗りに来ない。

終いには、
その待機所には、
どのタクシーも並ばなくなった。

そして、結局、
今まで通り、
ホテルの玄関に、
違法駐車のタクシーがズラリ。


こういう事例は、
実は、ホテルなどの玄関口だけでなく、
いろんなところであるのです。

(エピソード)
あるタクシー会社が、
道路の違法駐車対策として、
街の中の駐車場などを、
賃借して、「○○タクシー待機所」などと、
看板を掲げて、
タクシーの待機所を設置することもある。

しかし、その場所で、
わざわざ客が乗り込みに来なかったり、
来ても、近距離客ばかりだったりすると、
結局、運転手は、歩合給なので、
遠距離客を見込める場所、
つまり、今まで通りの場所に並ぶようになり、
タクシー会社も、
誰も待機しない待機所に、
賃料を支払うのもばからしくなり、
結局、待機所は廃止!!

こういう、苦い経験の積み重ねで、
結局、今まで通りの、
やり方が、継承されていくことになるのです。

悲しいですが、
これが、現実です。




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Last updated  June 2, 2008 01:16:21 AM
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