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カテゴリ:ビジネス・起業
先日、板橋区主催で「地域ビジネス起業のすすめ」という起業情報の交流会に行ってきました。
内容は、3部構成で 1.ミニ講演会 エイガアル・伊藤淳子社長 2.身近な起業の事例紹介 3.グループでの座談会 というものでした。 ミニ講演では、CB(コミュニティビジネス)とはどういうものかという話がメインでした。 「地域で困っている課題」を解決する必要性。 1.高齢者 2.子育て中の家庭 3.商店街の空き店舗 : : : 具体的な活動としては、地域SNSを立ち上げRSSで連携させる試みがあるなど。 例えば東京では、千代田区がやっているSNSなどがあるそうですが、まだまだ盛り上がりに欠けているようです。 今や政府も 「e-japan構想」ではなく、ユビキタスの「u-japan」 IT社会ではなく、ICT社会(C:Communication)とするべく力を入れ始めているとの事でした。 「身近な起業の事例紹介」では、4社・グループの発表がありました。 1.営業アウトソーシング 2.中国茶・自然化粧品の販売 3.ペット葬祭業 4.大東文化大のビジネスコンテスト受賞者 面白かったのは、「2.中国茶・自然化粧品の販売」と「3.ペット葬祭業」の発表。 「中国茶・自然化粧品の販売」 こちらは年配のご婦人がやっている事業で、 中国茶は台湾から仕入れて 自然化粧品は国内のメーカーから直に仕入れてやっているそうです。 規模としては決して大きくないのですが、どちらにも共通しているのは それぞれ、自分で使ってみて良かったから商売にしてみようとしていることです。 元々は銀行員だったため、普段は投資事業をメインにしているそうです。 販売業はこれから力を入れたいと仰っていました。 それにしても、肌がとても白いご婦人でした。 説得力がありますよね。 そして、「ペット葬祭業」 こちらは、ペットパパという手作りペットセレモニー・自然葬の会社です。 こちらの社長さんは、元々旅行代理店に勤めていたそうですが、一念発起して起業をされたそうです。 ペットの葬儀って、人間の葬儀に比べると扱いがとても悪いそうです。 時間の融通も利かず、何故かお坊さんが出てきたりと。 そこで、こういったギモンを自分で解決するべく、どこでも好きなところでペットの火葬ができるようにと、移動火葬車を作ったそうです。 話し方も論理的で、とても面白い内容でした。 国会図書館の活用法 東京商工会議所のセミナーの活用 同業者にアポを取ってアドバイスを請った話 事業計画書は常にアップデートする など、いろいろと面白かったのですが、中でも 「チャンスは準備ができている人にしか落ちてこない。」 という話はなるほどと思わされました。 ある日、とある方の講演会に行った際に、行きのエレベータの中で講演者の方とばったり遭ったそうです。 そこで、挨拶がてら自分の事業内容のパンフレットを渡し、軽く話ができたそうです。 すると、その講演の中で300人の聴衆に向け、自社の事を話してくれ、思わぬ宣伝をしてもらえたというのです。 なるほどと思わせるエピソードです。 逆に、大なり小なりこういう経験がないということは、 準備をしていないからなんではないかと、考えさせられてしまいました。 そして、最後にNNI(ニュー・ネットワーク・インシュアランス)社長の新 邦昭(あたらし くにあき)氏の言葉 「打つ手は無限」 を紹介されて締めくくられました。 打つ手は無限かぁ・・・。 なるほど、頭は使わなきゃいけません。 諦めてもいけませんね。 疑問を常に持つ もっともっと という気持ち 準備を怠らない 実行・行動する 当たり前のことですが、再度その重要性を考えさせられるエッセンスの詰まったいいお話でした。 発表終了後、座談会のような感じで、各発表者の方とお話ができました。 高齢者の方やペットのことは、次のビジネスでも関連がある話なので いろいろと話をできたのも一つの収穫でした。 今までは、あまり気が付きませんでしたが こういった異業種交流の場って結構あるんですよね。 いろいろな見方・考え方に触れるいいチャンスなので これから積極的にどんどん出たいと思っています。 このブログは人気blogランキングに参加しています。 この記事を読まれて面白いと思っていただけた方、 どうかこちらもクリックしてください。m( )m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月13日 12時25分07秒
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