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カテゴリ:ビジネス・起業
今更ではあるのですが、アントレプレナーDo it!の講演に初めて行ってきました。
これは、起業を目指す人向けの講習で、1年に渡り毎週1回いろいろな人が入れ替わり立ち代り、ノウハウの伝授や経験談を話してくれたりするものです。 これの凄いところは、全国100ヶ所以上の会場をネットで結び、講演後に直接質問ができたりしちゃうのです。 で、そのメイン会場がなんと我がアビリティガーデン。 しかも、公開講座はうちの教室の目の前のホールだったりします。 12月までは、自信をもって起業します、と言える状態ではなかったということもあり、このアントレプレナーDo it!も存在を忘れかけていました。 ところが、先日ドトールコーヒーの社長の講演があったようで、クラスメートが「とても良かった」という話をしていたのを機に、僕も行ってみようと思うようになりました。 今回は、アニコムインターナショナル株式会社というペット用の健康保険を扱っている会社の小森社長の公開講演でした。 アニコムのどうぶつ健保 この講演ホント面白かったです。 何が面白かったかって、話の内容ももちろんのこと、話の仕方・もっていき方が面白くあっという間の1時間半でした。 もともと関西の方ということもあり、話そのものがお笑い系。身振り手振りを踏まえ大げさなアクションで、話に惹きつけていきます。 今回のテーマは、「起業とは ~夢を求めて」。 特に印象に残ったのは、下記の4点。 ボリュームたっぷりだったので まとめるのにかなり時間を要してしまいました・・・。 1.エントロピーの増大について? エントロピーの増大って言われてもピンと来なかったのですが、 形あるものはいつか崩れていくという話でした。^^ そのエントロピーの増大に逆らって、 「汚いものをきれいにする」 「バラバラになってしまったものをまとめる」、 ということが仕事だというお話。 納得です。 そして、それを効率的に、組織的にやるのが会社なんですね。 整理整頓が苦手な僕としては、いろいろと耳が痛い話でもありましたが、 「仕事の意義」をこういう風に捉えることができるんだって、 新鮮でした。 2.パブリシティの効果 開業当初は、全然お客さんがいなかったそうです。 半年後に、もう解散しかないと思いかけていた頃に、運よく新聞に掲載され それから電話が止まらないくらいの受注が舞い込んできたそうです。 パブリシティは、低コストで絶大な効果があるようですね。 以前ブログで書いたイデミスギノも、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられた為に、凄い数のお客さんが来てました。 (常連さんを圧迫する弊害も見られましたが・・・。) 当初は、認知度が低いであろうことを考えると そのように取り上げてもらえるお店を作り、積極的にアプローチしていきたいものです。 3.ビジネス発展体系における、成長のコツ 仕事の成果は、どんなに頑張っても頭打ちになる時があります。 そういう時って、しばらく試行錯誤して停滞してしまったりしますよね。 停滞期があるのは仕方がないこと。 ただし肝心なのは、古いやり方に固執するのではなく、それまでの考え方から切り替えて、 その停滞期をいかに短くするかということだということです。 朝令暮改ですね。(うっかり、朝三暮四と書いてしまいそうになりました。^^;) 5人の時には5人の、10人の時には10人の、100人の時には100人のやり方がある。 その時々で、やり方も変えなくてはいけないということも仰っていました。 前職を考えると、この重要性は痛感します。 4.夢資本主義 最後に、「夢資本主義」という話がありました。 学生の頃は、 「社会人になったら○○するぞ」とか、 「××になってやる」と いろいろと夢を持っていたと思います。 それが、社会人になって現実に直面すると 「あの頃は夢を持っていたよなぁ・・・。」とか 「若かったよなぁ・・・。」などと 諦めてしまったりしている人が多いかもしれません。 でも、そうではなく、大事なのはドリプレ。「ドリームプレゼント」。 夢を実現させようと思い描くこと・念じること。 上の話で言えば、諦めるのではなく 夢を実現するためになんらかの努力をすることが大事なんです。 上手いことを言っていました。 「社会人とは、夢を社会化する人」だと。 なるほど、夢を社会化=現実のものとすることができる可能性がある人ですよね。 学生時代の夢って、漠然としていたり、その時の興味だけで思い描いていたりもします。 なので、必ずしも「夢」は「学生時代の夢」でなくてもいいのです。 『斎藤一人 あっ!と驚くしあわせのコツ』という本にも書いてありました。 「夢はちょくちょく変わってもいい。」 「成功するまでやり続ければ、途中の失敗は、成功につながる一過程に過ぎません。」 失敗を恐れず、粘り強くやること。 小森社長の話の中でも、しつこさ・不屈の精神といった言葉を使って、 夢の実現に向かって進むことの重要性や 夢は叶い癖が付くものだということを仰ってました。 叶い癖、つまりはそういう精神を持って、ドリプレすることができる人は どんどん成功していくということなんですね。 ポジティブシンキングでいかなきゃいけませんね。 今回の講演は、想像していた以上に実のあるものでした。 最近、いろいろな人の成功体験を読んだり聴いたりする機会がありますが、 その成功はその人独自の努力や能力以上に、 もっと基本的な共通することから成り立っているような気がします。 成功哲学という言葉がありますが、 身をもって実践した人だからこそ、成功哲学が身につき、そして語れるのだと思います。 僕も10年後、「自分にとっての成功哲学はこうです。」と言える何かを持っていたいと 切に祈る次第です。 このブログは人気blogランキングに参加しています。 この記事を読まれて面白いと思っていただけた方、 どうかこちらもクリックしてください。m( )m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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