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私たちがふだん何気なく食べているお菓子。 ご飯やおかずといった食事とはその役割が少し違って、口にほおばると気分がホット和らぎ、語らいの場を楽しくしてくれる存在です。 その心優しさは、どこから来るのでしょう。 お菓子は洋の東西を問わず、古より人々の知恵や思いに育まれてきたものだからでしょうか。 日本のお菓子の歴史を紐解いてみると、記紀にある伝説上の人物、田道間守(たじまもり)が天皇のために非時香菓(ときじくのかくのこのみ)という果物の橘を常世国(とこよのくに)から命からがら持ち返ったという話も伝わっており、昔は自然の果物が菓子(果子)だったことがわかります。 その後、人が加工してつくるという今のお菓子のスタイルになったのは、奈良時代・平安時代に輸入された唐菓子にルーツがみられるようです。 より味わいよく、より美しく・・・・・・・。 そんな思いを込めてつくられるお菓子は、茶菓子としての“点心”長崎を中心に広がった“南蛮菓子”現代の和菓子のほとんどが、つくられた江戸時代の“京菓子・江戸菓子”さらに明治以降の洋菓子の輸入や大量生産の時代を経て、現代を生きる私たちへと繋がっているのです
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Last updated
2012.05.23 14:57:55
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