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![]() ![]() ![]() 一般的に「みたらしだんご」は、甘辛い醤油だれをからませてありますが、飛騨のだんごは、醤油だけで仕上げてあり、辛いだんごです。 だんご屋さんへ行くと、素焼きしただんごに醤油を二度ほどつけてあぶり焼にしてくれます。 あまりつけすぎると辛いのですが、飛騨の人の中には、三度ほどつけてもらったり、中には醤油だけではなく味噌を混ぜてつける人もいるくらいです。 このおだんごが5個ついているのは、五体満足を表すからです。 京都では、頭の部分を離して、串に刺してあるものもあります。 飛騨のものは昔から五連です。 今では、もち米を使ったおだんごが多いのですが、飛騨に昔からあるものは、米粉を使いました。 米粉を使うと、今のおだんごのようにお餅みたいに伸びませんが、米粉(うるち米)独特のねばりとこくがあって、古老の人たちは、そのようなだんごでないとだんごではないという通の人もいます。 残念ながら、最近は米粉でつくるだんごはあまり見られなくなりました。 甘だれでないのは、お砂糖が貴重だったという説もあります。
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Last updated
2012.08.09 14:12:27
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