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関係力(相対性)経済学RELATIVITY ECONOMICS

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ひかる0513

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2003.04.08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ぼくの家の前に空堀川という小さな川が流れている。かつてそれは
どぶ川だったが、河川工事の結果清流が蘇った。年を追う毎に舞
い降りる鳥の種が増えている。
今年はとりわけ、マガモの数が増えた。一望のもとに視界に入るマガ
モの数は50羽を数える。
昨日、うららかな日和に、小学生の男の子が5,6人川の中に入って、
一列に横に並んで、マガモを追っている。時々マガモに石を投げては
笑っている。
「ね~。君たち。面白い?」と橋の上からぼくは呼びかけた。彼らは「う
ん」と無邪気にうなずいた。ぼくは続けた。「でもさあ。その鳥は海の向
こうのロシアから飛んできてくれたんだよ。この川が大好きでさあ」。彼
らは顔を見合わせた。手にしていた石を川に落とす者もいた。「鴨たち
は、来年、また来てくれるかなあ?」
ぼくは彼らの後悔の深さを見るに忍びず、すぐにその場から離れた。
アメリカは、大西洋と欧州大陸をはるばる越えて、アメリカに指一本触
れたことのないイラクの住民を空から爆撃に来ている。抵抗
らしい抵抗がないから、ほとんど遊び半分だ。米軍の一番の敵は味方
なんだ。見方に誤爆、誤射されて、兵士は死んでいる。こんな不条理が
まかり通っている。
鴨たちは、弱いから、子どもたちの遊びに反撃することもなく、逃げまど
っている。こんな不条理な仕打ちをどうして受けなければならないのだろ
うか?でも鴨たちは羽をもっている。羽を持たず飛ぶことのできないイラ
クの住民たちよ!





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Last updated  2004.04.29 18:39:38
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