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今年のロイクラトーンは、洪水で中止か?と心配していた。
![]() うちのタイ人は、そんな柔な精神の持ち主ではない。その洪水を逆用したのである。 ぼくが自分の部屋で居眠りしながら、仕事をしていて、そろそろ夕食にカレーライスを作ってやろうと階下に降りていった。 そこにあったのは、写真のロイクラトーンの精霊流しであった。そして、その製作過程を表す素材の切れ端が床に散乱していた。非常に驚いた!こういうものは、買いに行くものだと先入観があった。ナンナさんは、材料はうちにあり合わせのもので作ったから、思うようにできなかったの、と恥じ入る。 素材は、発砲スチロールの板とクリスマスツリーの飾り以外は、すべて我が家の庭から採集してきたものである。主材料はバナナの葉と枝である。ニックは、満足そうに、自分の作品の周りを踊っていた。天才親子である。 ![]() さて、読者のみなさん、どれがニックの作品でどれがナンナさんの作品でしょう? 負けん気のぼくは、特別に腕によりをかけて夕食にカレーを作った。もちろんこの母子に敵うはずもないが、食べ物に難しいところがあるニックにお替りをさせるくらいに旨くできた。その写真は残念ながら、制限を越えているので掲載できない。 うれしいのは、ニックが英語でこうってくれた時だった。「ルンコイチ アイラブ ユー クッキング ライク ズィス」(コイチおじさん ぼくおじさんが こうやってお料理しているの<を見る>が大好き)と言いながら、フライパンで具をバンバン空中でひっくり返しながら炒め物をしている仕草をしたことであった。 冬だから、満月がくっきり空に輝いた。枝の向こうに輝く満月を撮ってみた。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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