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テーマ:楽天写真館(354421)
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心温まる楽しいカウントダウン=新年会だった。 若者が大勢いるということはとてもいいことだ。総勢何人だったか数えていないが、過半数は若者であった。しかも体型がとてもよく似ていて、DNAな一族である。“若者が大勢いることはいいことだ”というのは、よく働くし、座を盛り上げるためのボディアクションやにぎやかな可笑しい会話が繰り広げられるということである。座長は、事実上の家長であるポクさん(Nさんの義兄 ノイさんの夫)で、彼がワインでかなり酩酊して、ジョークを飛ばし若者と一緒になってボディアクションをして楽しんでいた。 このパーティを影で支えたのは、ノイさんとナム(Nさんのメイ ノイさんの娘)である。とくにナムは昨年に引き続いて、進行係をやり、元日が誕生日という二人の女性のための誕生ケーキを作って、いっそうの花を添えた。 本日は、プレゼント交換の風景を特集する。ナムのお達しで、各自500バーツ(1300円ぐらい)以下のプレゼントを買って集まる。ぼくは、抜け駆けでお歳暮として、ポク=ノイ夫妻に高価なバスケット一杯のプレゼント(Nさんが用意したものだが)を手渡した。交換会の方法はこうである。誰からのプレゼントかはちゃんと登録されていて、番号が振ってある。くじで番号を引き当てる。そしてそのプレゼントを持参したものが直接引き当てた人に手渡し、自らくじを引く。こうしてみんなプレゼントが行き渡ることになる。ニックが帽子にくじを容れて、人々の間を陽気にくじを引かせるという重要な役割を果たしていた。 ぼくがゲストとしてトップにくじをひいて、ある若い男の子から箱をもらった。それが、ぼくが欲しかったコーヒーメーカー(といっても湯沸かし器にすぎない)であった。ことほど左様に、なぜか多くの需要と供給が一致するという不思議な光景が随所に見られた。ニックなんか、ディズニーの大きなクッションを引き当てたし、ナムはかベッドサイド用のわいい電気スタンドを引き当てた。これはぼくが買ったことになっていた(じつはNさんが買っておいた物だが)。ひげの若者は顔がそっくりのぬいぐるみ人形を引き当てた。ナースの大学に行っている20歳の女の子はポクさんから置物を引き当てたが、昨年もそうだったけど、ポクさんは1000バーツ札(紙幣価値では1万円に相当)がボックスに貼り付けてあった。 みなさん、ぼくに気を使ってくれていた。もう3回目のカウントダウン=新年会なのだから、ほうっておいてもらってもいいと思うのだが、下にもおかないもてなしようで恐縮してしまう。プラサーさんは英語ができるのでわかるのだが、ぼくとの会話でいちいち「サー」とつける。これは軍隊なら上官に向かって使う言葉である。ぼくが10頃、車で帰宅するときは、みんな車のところまで見送りにきてくれて、口々に、ハッピーニューイヤーーとかシーユーアゲインとか、英語で叫んでくれた。こんな手のかかる外国老人がこんなに丁重なもてなされぶりでいいのだろうか?涙がこぼれそうになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.01 15:02:11
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