565626 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

関係力(相対性)経済学RELATIVITY ECONOMICS

関係力(相対性)経済学RELATIVITY ECONOMICS

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ひかる0513

ひかる0513

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Michiyo@ Re:ブドウエチ・スキークラブ(11/20) はじめまして。 急にこの名前を思い出して…
名無し@ Re:ラプラプ―世界史の裏表 その4(01/31) マゼランって、馬鹿なの?ww って、思い…
山崎 公男@ Re:ラプラプ―世界史の裏表 その4(01/31) マゼランの野望を打ち砕いた男。世界の被…
蔵秘男宝@ 蔵秘男宝 痩身一号:http://www.newtrendsshop.com/p…
中絶薬@ 中絶薬 奇果:http://www.newtrendsshop.com/p358.…

Freepage List

2013.01.07
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
  • DSC_1479orphans 2.JPG
  • DSC_1482sanamluan 2 market.JPG


このブログの愛読者の中には、一昨年の大洪水のときに、洪水が引いた後に遺されたおびただしい小魚を何百何千と掬い取って、ぼくの小さな池に飼っていたという話を何回か書いたことがある。この小魚を「洪水遺児」flood orphansと名づけた。そいつらは現在どうなってるのか?と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれない。

実は、その大半は死んでしまい、つい最近も比較的大きな魚が2匹外に飛び出して自殺して、現在は大中小10匹(正確には数えられない)を数えるのみとなっている。魚も成長して、稚魚だったものが、青年期の活発な魚に、比較的大きな魚は20cm以上にまで成長している。14ヶ月の間に、数は百分の一に激減しているが、とても元気に生きていることをご報告したい。

今日は、ぼくとNさんと現地で待ち合わせをして、観賞魚を買うための巨大イチバ「マーケット・サナムルアン・ソン」に行ってきた。何を買うということもなかったのだが、ともかく歩いて見たかった。写真は、常設ではないテント村の通りがあって、フリマそのものである。新品も売っているけど、訳のわからない機械の真っ黒に油汚れた部品が売っていたり、面白いものである。ここではそんなもの見たことがないけど、靴が片方だけ売っているなんてこともあるんだそうだ。まるで自分とこのイヌが他所から盗んできたものを、店に出しているって感じである。

タイランドは、消費者主権や歩行者優先が確立していなくて、生産者(販売代理店)主権とか車優先社会であると、どこかで(英文で)書いた覚えがある。その学説?は訂正する必要がないのであるが、どうやら消費者保護法というものがあるんだそうだ。

先週の金曜日に突然人気のソープ・オペラ(タイランドで最大の人気TV局チャンネル3)が放映中止になった。ぼくは、見たことがないのだが、タイ人ならだれでも知っているドラマらしい。どうやら、政治的腐敗をおちょくったドラマらしく、ちらちら実在の大物政治家を連想させる、とくに前首相のシナワトラ・タクシンさんの腐敗を連想させるような人物も登場していたものらしい。その最後の完結編のオンエアなしに、突然放映中止になって、完結してしまった。

前首相のタクシンさんは、2006年のクーデターの際に腐敗追及の検察の手を逃れるために、自ら国外に逃亡して、未だに入国できないでいる。現政権の首相インルック・タクシンさんが、その実の妹で、政権が前首相の育ててきた政党・社会団体(プエタイ=タイ人のために=赤シャツ隊)の手に転がり込んでいるという状況なのである。現政権も、機会あるごとに、憲法を改定して、前首相の帰国ができるように道筋をつけることに懸命である。ここでぼくは、前首相タクシンさんが本当に腐敗していたかどうか、そういうことにいっさい言及しない。ぼくは事実を書いてるだけである。

なぜ先週の金曜日で唐突に最終編なしに、放映が中止されたか?が大問題となっている。憲法で保障されている表現の自由(君主制に反対したり、破壊活動を扇動したりしない限り)との関連で、何が問題だったかTV局は弁明しなければならないが、同局は、適切でない箇所があったので中止したと述べて沈黙を守っている。どう適切ではないかについてはいっさい明らかではない。

憲法との関連が問題なるのは当然だが、じっさいには政権からの圧力があったのかどうかも興味が持たれるし、自主規制だとすれば、それも言論をもって任じる最大TV局がやることとして適切かどうか問われるところである。しかし、そんなことよりも、興味深いのは、この論争の中で、消費者保護法が持ち出されてきたことである。

視聴者すなわちTVの消費者の権利が一方的な放映中止によって、著しく侵害されたということが大きなトピックスになっている。消費者保護のための公的機関や民間の消費者団体もあるようで、この行く末を注目したい。もしかして、タイ社会の転換点になるかもしれない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.01.07 19:42:20
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.