|
カテゴリ:F1
F1中国GPの決勝は、晴れ渡った完全ドライのコンディションのなか行われた。
各チームとも、タイヤの磨耗がどれくらい進むのか の判断に苦労し、今回のレースでも ピットストップの回数を2回にするチームと、3回にするチームで作戦が分かれた。 今日のレースで、最も良い戦略をとれたのは、昨日の予選に失敗したM.ウェバーだろう。 Q1で敗退してしまったことで、彼は新品のソフトタイヤが3つも余っていた。 他の上位ドライバーがすべて、中古のソフトタイヤしか残っていない中で、ハードタイヤに苦しんで いた彼は、最初からハードのスティントを短くして、残りをすべて新品のソフトで勝負する という作戦を、最初からたてていたのだろう。 その結果が表彰台へとつながった。 レースはスタートでJ.バトンとL.ハミルトンがS.ベッテルの前に出る意外な展開。 しかし1回目のピットストップで、トップのバトンがレッドブルのピットに入ってしまうミス! これでベッテルに前に出られてしまう。 その後、ハミルトンにも交わされ、波乱はあったものの、結局 今日もベッテルの優勝か・・・ いや しかし、今日の2人は戦略が違った。 ベッテルが2ストップ、ハミルトンは3ストップ。 最後のスティントを長く走ったベッテルは、最後の数周でタイヤがダメになってしまい、 比較的 新しいタイヤを履いているハミルトンに交わされてしまった。 結局 表彰台に上がったのは この3人 今日は ピットストップの回数を何回にするかで運命が分かれ、そしてレースのために新品の ソフトタイヤを残しておくことが、いかに大切かということを知らされるレースとなった。 可夢偉も中古タイヤしかない中、2ストップ作戦で苦しいレースを強いられ、結局10位入賞で 貴重な1ポイントを稼いだものの、いつものような攻めのレースは出来なかった。 次回は3週間後、5月8日のトルコGP。 各チーム、どのようなアップデートをしてくるのか 楽しみにしている。 中国GP 決勝結果 優勝 L.ハミルトン(マクラーレン) 2位 S.ベッテル(レッドブル) 3位 M.ウェバー(レッドブル) 4位 J.バトン(マクラーレン) 5位 N.ロズベルグ(メルセデス) 6位 F.マッサ(フェラーリ) 7位 F.アロンソ(フェラーリ) 8位 M.シューマッハ(メルセデス) 9位 V.ペトロフ(ルノー) 10位 小林可夢偉(ザウバー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[F1] カテゴリの最新記事
お久しぶりです。
F1ももう2戦が終わってしまったんですね。 可夢偉、相変わらず頑張っていますね。もう4強の次の座は確保したみたいですね。 ようやっとブログ訪問する余裕が出来てきました。 相変わらず睡眠不足ですが。 今一番したいことはスタッドレスタイヤをノーマルに変えたいことです(ソフトタイヤを温存したい)爆 (2011.04.19 17:24:09)
コメントありがとうございます!
お久しぶりです。 F1観れてないですね!? もう3戦 終わりましたよ。 可夢偉の車、いいんですが、やっぱりメルセデスが上がってきましたね。 というか、フェラーリが落ちてきたのかな。。。 お店のほうももうすぐオープン1ヶ月ですね。 軌道に乗ってきたでしょうか。 睡眠不足ということは まだけっこう忙しくバタバタしてるんですね。 ソフトタイヤ温存・・・うまいですね~ ウケました(笑) 私も先日、ようやくハードに交換しました。 私の場合はハードからハードへの交換ですが・・・ (2011.04.19 22:22:03) |