hiko's style [archives]

毎月２４日は、書店には一斉に主だった男性ファッション誌が並ぶ。
出版不況と言われ休刊に追い込まれる雑誌も少なくない昨今、続いているのは
異性の目を意識させる道具としてファッションを扱う雑誌だ。
ウケねらいか笑いも意識してかの誌面やキャッチコピーは、正直ワタシが買うには勇気がいる。

そんな時は「魔法の呪文」だ。

『領収証、ください。宛名はココで』

と、会社の名刺を差し出す。
地元ではソコソコ名の通った広告制作・代理店だから、

『あ、シゴトの資料なのね』

と思わせること狙いである。

で、

本日購入の一冊に、写真の通りの記事が掲載されていた。
「チョイわるオヤジ」なるコトバを世に広めた雑誌だ。
この記事の大意は、
『気軽なプレゼント(ちょいプレ、と言うそうな)に、彼女の名前のカクテルを作ってもらおう』
ということで。
確かに腕の立つバーテンダーは即興でカクテルを創作してくれる。
記事はこう結ぶ。このワザを使うことで『またあのカクテルを飲みに行かない?』と
誘う口実が出来るのだと。

しかし、ワタシがひとつ補足しよう。
その場限りかもしれない即興・創作カクテルは、次に行った時も同じものが飲めるとは限らない。
創ってもらうのは即興でも、そこに至るまでにはバーテンダーと「あうんの呼吸」を築いておこう。

そして、肝心なのは「むやみにレシピを増やさないこと」だ。

　『今日のは、誰ちゃんで?』

ローテーションは結構タイヘンだからね～