東海遠征2日目 三重県・藤原岳(その5)セツブンソウ セリバオウレン他
暖冬予報に前倒しで遠征した「花の百名山」藤原岳でしたがフライング長期予報で今年は暖冬予報が出ていましたが、2月3月と寒気が来て雪が降ったりと春は大幅にずれ込みました。この寒さに元気だったのがセツブンソウでした。群生地とは違い、ポツンポツンと咲いていて足元の小さな花を探しながら、一つ見つけるたびに足を止め、疲れを吹き飛ばしてくれる春の妖精でした。セツブンソウ(節分草)環境省準絶滅危惧種(NT)スプリングエフェメラル(春の妖精)セツブンソウ花弁に見える萼片が合体して4枚セツブンソウ萼片が8枚ありました。セツブンソウセツブンソウセリバオウレン(芹葉黄連)両性花と雄花があるセリバオウレンこちらは雌花と雄花がある両性花セリバオウレン 雄花セリバオウレン 両性花セリバオウレン 緑色の花茎がありました。セリバオウレン 両性花セリバオウレン 両性花ヤマアイ(山藍)藍染に使用されるのは畑で栽培されているアイヤマアイは山に自生している万葉集や源氏物語にもでてくる古い時代から染料に使われているが、藍染の青い色はでない。皇室の神事にも使われている。マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)ハコベ(繁縷)の仲間八合目のポイント表示の近くに咲いていましたが、ミヤマハコベにしては花が小さくていわゆるハコベは標高の高いところに咲くのかな?ユリワサビ(百合山葵)オニシバリ(鬼縛り)/ナツボウズ(夏坊主)ナツボウズカタクリ(片栗)はやっと葉が出てきたところでした。カテンソウ(花点草)小さな蕾ができていました。ニシキゴロモ(錦衣)日本海側に咲く。ニシキゴロモの変種ツクバキンモンソウ(筑波金紋草)は太平洋側に咲きます。タキミチャルメルソウ(滝見哨吶草)環境省準絶滅危惧種(NT)やっと花芽が出てきたところバイケイソウ(梅蕙草)鹿が食べないから増えるんだろうあ・・バイケイソウ群生春浅く残念ながらたくさんのお花には出会えませんでしたが、少しだけでも見ることができました。(終)