歩荷訓練的な杓子山~高座山山行記
himekyonの花日記 久々にupしました今日撮れたての日本水仙です1年の締めは、やっぱり山行記で終わろうかな今年は、山歩きが少なかったけど時期はずれになって山行記を書き損なっているのもある12月14日、富士五湖 杓子山~高座山人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです 朝はくっきりみえた富士山富士山が見える山として何度も機会を逸していた杓子山毎週山の特集を掲載している日刊スポーツに杓子山が載っていた不動の湯までタクシー代1800円とある単独だと、行きたいとは思っても車がないとアクセスが悪いこの金額ならひとりでもなんとかなるかな 翌日の朝の杓子山と鹿留山仕事の都合で休みが二転三転して14日に決定不動の湯から杓子山へ登って、鹿留山(ししどめ)をまわり忍野へ降りる。杓子山から高座山(たかざす)を回って忍野へ降りるどのコースを歩こうか・・・・・・とブログの「脱力登山家さん」のところへ訪問したら・・・14日から忍野へふたご座流星群の写真を撮りに行くというえー、himekyonと同じ日だ~しかし、himekyonは昼間、脱力さんは14日の夜中から15日の朝遭遇は無理だわ・・・しかし、待てよ流星群、夜明けの富士山こんなチャンスはそうそうにあるものではないこれはなんとかしなければ・・・アタックするのみ!まずは有休願いをだしてあの~実は・・・・車の隣にテント張れませんか~あちこち移動するからテントは無理ですよ、でもシュラフ持参なら・・・脱力さん、いい人ですよね。こんな押しかけおばさんの願いを受け入れてくださったんですよもう、天にも昇る気分です~あぁ、また前書きが長くなっちゃった日帰り山行だったら28Lのザックでも余るはずだけど・・・シュラフ、防寒着、目だし帽、厚手の手袋などなど・・・これでピッケル、アイゼンつけたら冬山装備だわ~かくして16キロのザックを背負っての山行となったのでした。平日は安い切符もないし、富士急下吉田駅だから高速バスも使えない4回乗り継いで4時間の電車の旅、千葉からはどこへ行くにも3,4時間かかる真っ青な青空に富士山がくっきり・・・素晴らしい1日が期待できそうだ前日寝る前にネットで山行記録を読んだら、駅からのタクシーがなくて不動湯の登山口まで歩いたと書いてあった。今日は合流時間があるから、できるだけ時間を稼いでおかなければ・・・心配になって、電車の中から登山地図にのっていたタクシー会社へ予約を入れてみた下吉田駅からの富士山駅に着くとタクシーは待っていて不動湯まで入り、だいぶ時間をかせげたようだしかし、先日の新聞には1800円とあったけど、2600円も取られてしまった予約料?それはないだろうけどちょっと誤算 不動湯からの富士山も青空にくっきり 不動湯登山口 落ち葉に霜がおりて真っ白だった林道を歩き出すと駅から歩いてきた男性に追い越されてあっという間にみえなくなっちゃた16キロのザックが重い。どこまでもどこまでも林道が続く、このまま山頂まで行ってしまうのではないだろうか・・後ろからワゴン車が来た、長野ナンバーだ、えっ、不動湯までしか入れないんじゃなかったの? どんどんと雲が湧いてくる富士山 長い林道が続くまだまだ続く林道・・・ザックが肩に食い込んで、重い足取り、全然前に進まないしばらく歩くとゲートが出てきて、先ほどの車が止まっていたここまで入れれば楽だろうな 木材で作られた堰堤やっとたどり着いたのが、大権首峠(おおざすとうげ)ハングライダーの発進基地にもなっているようだ後ろから男性4人組が追い越して林道を進んでいくどちらへ行くんですか?杓子山です。そちらからも行かれるんですか???ここに表示板があるんですが・・ありがとうございます 青空にツルウメモドキの赤い実ここからは山頂までの急登が35分とあるしかし、久しぶりの歩きでバテバテ、途中で心臓バクバク、めずらしく大休止をしてしまった 平坦にみえるがざれた急登です山頂手前はざれた赤土の急登でトラロープがついている。登りはなんとか歩けるけど、下りはロープが必要かも不動湯で追い抜いていった男性が降りてきて、11時には山頂に着いてましたよHimekyonが大権首峠をでた時間だったやっと山頂に着きました。なんと12時10分、2倍もかかっちゃってる。久々の山歩きは堪える・・・ 山頂に着いたときは雲に隠れてしましました山頂には長野からのワゴン車のグループが8人ほどと大権首峠でであった男性が4人食事を始めたら、みんな下山してひとりになってしまった ほんの一瞬顔をだした富士山 山中湖が光って見えます 河口湖がわずかにみえます鹿留山を回って、忍野へは余裕で降りられる計画だったけどやばそう高座山経由で忍野へ降りたほうがいいのかな・・・下山にかかるとやはり山頂直下のザレ場は、ザックの重いhimekyonにはこたえた、ロープをつかんで慎重に降りて峠まで戻って、高座山をめざす。いきなりの急登をあえぎあえぎピークを越えたら、岩場の連続になったザックの重みでちょっと不安になる。こういうところひとりは気分のいいものではないしかし、忍野側からみるとなだらかなカヤトの山なのに、裏側に岩場があるなんて思いもよらなかった。アップダウンを繰り返し歩いていると、脱力さんから30分くらい遅れるとメールが入った、こっちも意外とてこずって、もしかしたら間に合わないかもと思い、メール入れようかどうしようか迷っていたときだったので、ちょっとホッとしたやっと高座山の山頂にたどり着いた、 高座山山頂が、 ざれてえぐれて歩きづらい登山道、長く続く稜線をめざして歩く忍野側からみえる、すすき一面の山、遠くからみるのとは大違い、ざれてえぐれた赤土の登山道?がはるか下まで続いている。どうやって降りるの?かなり下のほうにトラロープが伸びている。でもそこまではどうやっていくの?左から回ってみたら、どうも違うところへ行ってしまうみたい。戻りながら、木の枝に結んだバンダナが気になって、ススキの中を掻き分けて進んでみるとトラロープのところへたどり着いた、 歩きやすく見えるが実際は大変、歩くところがない滑らないように、慎重に降りていったが、ロープが途中で終わってる。ザックが軽ければ、勢いで下までいけそうだけど、なんせ16キロ、おそるおそる下って一旦は落ち着いたが、同じような道が延々と続く、ススキの中を無理やり通ろうとするとイバラがあって、かきわけるのにひっかかる。 無事通過の高座山ススキの中からザレ場に戻るところで勢い余って、転んでしまった・・・ヤバイトラロープも最後までつけてくれたらなんなく歩けるものを中途半端だから大変なのだようやく平坦なところまででたけれど、時計をみると予定の時間が近づいている。忍野の村はまだまだはるか下のほうにみえる、だいじょうぶだろうか・・・ 下にみえる大きな建物が忍野中学校 その左上に見えるのが忍野役場、脱力さんとの合流地点やっと峠道にたどり着いた、ここが鳥居地峠だろうか、でも標識がない、車があがってきて先に進んでいくので行ってみると、行き止まりのよう写真を撮りに来た人たちだった峠はもっと下のほうだという、どうにか忍野中学校にたどり着き、そこから程なくの忍野村役場で、無事脱力さんと合流することができました。どうも鹿留山コースのほうが楽だったような・・・その後は、ふたご座流星群 &富士山撮影ツアーとなりました。今回は脱力さんの暖かい心遣いで、流星群は撮れなかったけど、念願の朝焼けの富士山を撮ることができて、大満足でした。脱力写真家さんほんとうにありがとうございました。