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テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:今日の絵本
おはようございます
今朝は、久しぶりに息子ヒデキ(小3)の教室へ、絵本の読み聞かせに行ってきました♪ 担任の先生が替わり、ようやくクラスの中も落ち着いてきたようで、また読み聞かせ活動も再開です 今朝読んできたのは2冊の絵本。 以前もブログで紹介した、クレヨンハウスの「落語絵本シリーズ」の最新刊『たがや』と、『せかいでいちばんおかねもちのすずめ』です。 ●落語絵本『たがや』川端 誠(クレヨンハウス) この落語シリーズは、どれも子どもたちに大人気! 絵もはっきりしているし、文章のテンポの良さは、落語ならではの魅力ですね。 最近では、子どものうちから落語を聞く機会というはなかなか持てませんが、こんな風に絵本を通して落語の楽しさに触れることができるのは、とても良いことだと思います。 たがやの「たが」ひとつを取っても、今の子どもたちは「たが」を見たことがない子ばかり。 そういえば、板で作った桶や樽を見なくなりましたね。 この絵本では「たが」の作り方まで、丁寧にイラストで説明してくれています。 「たが」がなくなっていくにつれ、「たががはずれる」「たががゆるむ」などのことばまで消えていってしまうのでしょうか。残念なことですね。 このシリーズは、私も便乗して楽しませてもらっています♪ 親子で楽しめる絵本です。 ●『せかいでいちばんおかねもちのすずめ』 (Petit) 文エドアルド・ペチシカ 絵ズデネック・ミレル 訳きむらゆうこ これは、チェコの絵本です。雪の積もる寒い冬。 4羽の元気なすずめたちがえさを探したり、みんなで遊んだりしています。 その中の1羽、あたまの毛がぼさぼさの「ぼさぼさくん」が主人公です。 ぼさぼさくんだけは、みんなでえさを分け合うのが嫌い。 「みんなとわけるなんて、いやなこった」 「ほくがみつけたものは、ぜーんぶぼくのものさ」 いつでも自分が見つけたえさは、自分ひとりで食べてしまいます。 (確かに、こういう子ども、いますよね~?笑) そんなぼさぼさくんが、ある日、麦の山と一緒に、貨車に閉じ込められてしまいました。 それでもぼさぼさくんは、大喜び! 「ぼくは、せかいでいちばん たくさんのむぎをもつ せかいでいちばん おかねもちのすずめなんだ!」 さて、この世界で一番お金持ちのすずめは、幸せになれたのでしょうか? 友だち、仲間がいることの大切さを教えてくれる絵本。 小3~小4の子どもたちにぴったりの一冊だと思います。 絵がとてもキュートです♪どのページも、外国の絵本らしい色使いです。 パステルでもない、原色でもない、淡く優しい色ですが、とっても明るいんです。 絵本の楽しさのひとつは、やっぱり絵ですね。 私は絵に関してはよくわからないのですが、いろいろな国の絵本を見ていると、その国らしい表現や文化などが、ぼんやりと感じられるような気がします。 ヒデキたちは小さな島国に住む子どもたちですが、日本で生まれた昔話や落語なども大切に伝える一方で、世界じゅうのたくさんの国の人たちの絵本を紹介しながら、子どもたちに大きな地球を感じて欲しいな、と思っています。 ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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