カテゴリ:国内ラグビー
今週末は、国内・海外の注目試合が相次ぎ、紹介させて頂く機会が無くなりそうなので、早めにアメフトの「スーパーボウル」の展望についてUPします。。
今年の大会は、攻撃力のコルツvs守備力のベアーズというのが、大方の特徴かと思います。 とくに、コルツQB・マニング選手といえば、一度セットしてから、相手の守備陣形を見るや否や、サインを二転三転させ、変幻自在の攻撃を駆使します。。 ラグビーのシステムとの、1番の違いはこれでしょうか・・。 競技の特性上、守備の陣形に合わせて、攻撃がサインを決める。 相手守備も隊形を変えてきたら、変え始まったタイミングで、すかさず攻撃はプレーを開始してしまう。。 ラグビーの場合は、攻撃の陣形に合わせて、守備が合わせる傾向が強い気がします。 まずは攻撃側のBKラインをチェックする。 とくに、ブラインドWTBやFBの位置を見て、守備側がプレーを予測する。。 わざとFBが浅めに立ち、攻撃側がキックを蹴るのを見越し、スルスルッとキックを警戒した陣形に変更したり・・。 ラグビーは、守備側がアジャストしやすい気がします。。 そういえば、松尾雄治さんの話しでは・・。 ファースト・コンタクト。ファースト・タックルで、思い切って対面のSOをブチかます。。 そして、相手に恐怖を植えつけておき、SOが突破して来ないように、先手を打っておく。 相手が嫌がってるのが分かったら、今度は2~3歩前に出たところで急ターン。 対面が出てこないのを良いことに、2線防御に先回りしていたらしいです。。 今のSOでは、ここまで駆け引きにこだわる選手は、そうも居ない気もしますが・・。 戦術を超えた、心理戦・頭脳戦が見れる選手は、居たかなぁ?? また、コルツの特徴としては、ここ最近の守備の奮闘が目立ちます。 レギュラーシーズンでは、攻撃の足を引っ張るかのごとく、守備がリーグ最下位を争っていたのですが、プレーオフに入ってからは、守備が頑張りだしました。。 もともとは、グラウンド奥の深いところの守りを、2人配置する守備隊形でしたが、逆に前線が手薄となり、ラン・プレーで抜かれまくり・・。 それが気付いたら、深い位置のカバーを1人に減らし、浮いた1人を前方に上げ、ランニングで抜かれた選手を止める役割を与えたのが、功を奏している状況・・。 とはいえ、広いグラウンド後方を1人ではカバーできないですから、このままでは手薄になった後方を狙い撃ちされてしまいますよねー。 そこは、両翼の選手と連携し、上手い具合に機能している感じでしょうか。。 自軍の弱みを消し、強みを生かすのは、ラグビーでも同じでしょうか・・。 No8を密集周りの守備に使うチームもあれば、相手BKのキーになる選手の対面に貼り付けるチーム。 また、攻撃側がキックを蹴る際に、チャージ役として前線で使うチームもあれば、後ろに下げておいてリターン役に使うチームもあり・・。 (クボタやトヨタは、このパターンだったような・・。) そういえば、MS杯決勝は、東芝vsサントリーの第二ラウンドとなりましたねーー。 ここに来て、東芝が急速に進化を遂げており、思いのほかサントリーが劣勢かもしれません。。 とくに、バツベイは、どうしたんだ?? 大好物のフライドチキンでも、激食いしたんか?? あれだけ動けるなら、いっその事、ニコラスのマークで貼り付けとけば良いのにと・・。 逆にサントリーは、切り札のニコラスをデコイに使って、全部のパスを10→13に飛ばしパス。。 木本・早稲田の永田組の日本選手権の様に、相手の裏の裏をかく・・。 ボスが、どのような手を打ってくるのか、非常に楽しみですねーー。 また、東芝は「雨中の死闘」(by:藤島さん)の時みたいに、12人モールを再度、繰り出すのでしょうか。。 ついでに、サントリーの最終兵器コト「番長」は、この試合に出るのでしょうか?? はたまた、日本選手権まで温存なのか?? 薫田vsボスの、グラウンド内外での駆け引きが、非常に注目です。。 まぁ、いずれにしても、サントリーは両ロックと第三列。 それ以上に、SOの奮起に期待。。 今までにないくらいにタックルしないと、前半で試合が壊れる可能性もあるだけに、頑張って欲しいものです・・。 とはいえ、あのメンバーで、ここまで来ただけでも凄いことかと・・。 それだけに、勝たせてあげたいものです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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