連載にするまでもなく、１話完結で済みそうな今季のSP１４豪州勢。

今迄にないくらい、先行きが暗いシーズンを今週末より迎えます。


そんな中で、唯一の期待はワラタス。

昨季は主力の怪我に泣かされて（←他にも原因はあると思いますが、そういう事にしておこう・・）の不調。

（移籍確定の）ヴィッカーマンに、（欧州移籍が噂される）パルーとエルサム、（移籍しても困らないが貰い手も無い）ダニングなど、代表FW７名（通用するのは数名）を、主将のウォーさんが率います。

BK陣では、２年目の（そのうちリーグに移籍しそうな）ビール君と、（FB転向で心配の）ターナーの若手に、（リーグからの救世主）タフと（世界一単価の高いトライの）トゥキリの布陣。

昨季得点王争いのヒューワットと（個人的に期待していた）ホームズの放出は痛手ですが、準決勝に進出してもいいように早くも、シドニー・テルストラスタジアムを予約しているようなので、頑張って欲しいものです。



昨季は、まさかの快進撃を見せたフォース。

新ルールの恩恵を授かれば、人材難のFWをちょっとだけ隠せるかもしれませんが・・。

あとは、WTBに転向したドリューが、痩せれたのかに注目です。



ラーカムが、今季も出るとか出ないとか言われているブランビーズ。

昨季は、攻めるも守るもラーカムの個人技でもっていただけに、「第二のラーカムを育てる」のか？「新しいシステムをつくる」のか？、監督の手腕に注目していたのですが・・。

先日のオープン戦では、ほぼベストメンバーながらもハリケーンズに大敗。

この時期にこれでは、今季は相当キビシイかもしれませんです。



（ある意味、邪魔者が居なくなったような）新生レッズは、ユース代表で実績のあるムーニー監督に期待。

近年、毎年のように監督が代わってますが、ムーニー監督が３年ぐらいやって、若手を育てて欲しい気がしてます。

昨季は、（どこを強化したのか全く分からないFW戦に終始し、）クロフト軍曹が孤軍奮闘の活躍を見せるも、何度も惜しい星を落し続けての最下位・・・。

（意味不明な）自陣からのピック＆ゴーを封印し、レイサム、クーパー、バーンズの才能あるBK陣を生かせれば、最下位を脱出しそうな気がしてます。



話題性からすれば、今季は南ア勢に注目が集まっているようですが、個人的にはストマーズの新監督と、（毎年の事ですが）チーターズの行方が気になります。

NZ勢では、ブルースとチーフスの３列陣とHB陣に、注目しようかなと。