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テーマ:サッカー総合(588)
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今年1年アルゼンチンでプロから子供、おっさん主体の草サッカーまで見て、やってきたわけだが色々なものを見たつもりだ。あくまで主観。
例えばプロの下部組織で不動のレギュラーDFの要、プロデビュー済みの選手がある日突然クビになった。反面、物凄い下手で常に試合に出れない奴が未だにいる(試合には相変わらず出ません)。 凄いわがまま、言うこと聞かない、溶け込もうとしない、生意気、行く先々で問題を起こしリーベルからフランスのクラブ、そして戻ってきてそれでも変わらない奴がいた。監督コーチは皆手を焼いている。ってかさじを投げた。でも今はプロ選手。 FWで全然動きが良くなかった。もちろん点は取っていない。しかも2点差で負けている。観客は「奴を代えろ!」だのスラングを並べ立てて騒ぐ。残り時間5分で2得点1アシスト逆転勝利。よく誰かがどっかで聞きかじった「FWは89分間何もしないでも1分で点取れば評価される」なんてのを言う奴いるけど、いざそういうのを目の当たりにすると漏らしそうになるよ実際。FWは前から守備して云々・・・こいつは本当に何もしなかったからね、点取る以外は。普通は代えるでしょう。しかし監督は動かない。きっと根拠があったんだろう。もしくは感じたんだろう。日々の練習を見ていないからなんともいえないけど、このFWはきっと最後まで信じられる何かを持っているのを見せたんだろう。そしてそれを見逃さない監督。 最新の練習メニューは日本ならいつでも身に付けられる。けれどこういうことはその時に肌で感じなきゃどうしようもない。一見理不尽だけどその奥にあるものに気付いて、感じてやりくりするアルゼンチンの指導者達。しかもそれは1度で気付けるものでもない。これが何かまさに感じれたわけだけど説明できるようになるにはやはり現場に就くしかないんだろうな。ここを感じた俺は指導者として才能あるんじゃないかと思う。あくまで主観。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.02 07:35:49
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