テーマ:友人と一緒(1055)
カテゴリ:友人・交流関係
学生時代は、通っていた立教大学から歩いて7~8分ほどのところにあった木造2階建ての古いアパートに下宿していました。
今では、地方出身の大学生たちはマンションでの東京暮らしということなのでしょうが、かれこれ40数年前の大学生は4畳半一間のアパート暮らしでした。 ヒロくんが暮らしていたアパートは、トイレは共同ですし、もちろんお風呂はありません。というか、台所兼洗面所も共同でした。 そんなアパート暮らしですから、トイレにいったり、朝の歯磨きだったりで、ほかの住人とは自然に顔見知りになっていきます。 通っている大学が違ったり、学年が違ったりしても、仲良くなって一緒にお酒を飲むようになっていき、そんな仲間とは今でも年に一度集まってお酒を飲むことになっています。 ということで、今年も7月に集まることになったのですが、仲間のうちの一人とどうしても連絡がつきません。 自宅の電話もつながらないし、スマホにもつながりません。その友人は独身でひとり暮らしだったので連絡のしようがありません。 伝手は勤務先しかなくなり、その会社に電話してみたのですが、その友人はすでに退職したということでした。 昨年会ったときは、65歳まで働くと言っていたので、もしかしたら亡くなったのではないかと電話で聞いてみました。 でも、電話に出た相手の人は「個人情報ですからお答えできません」とのことでした。 ![]() 亡くなったかどうかということも個人情報なのかどうか疑問です。 そもそも亡くなった場合は個人情報に該当しなくなるのではないかと思いますが、その会社が外資系だから個人情報に厳しいのかもしれません。 日本の会社であれば、亡くなったかどうかくらいは教えてくれるのではないかと思います。 個人情報はたしかに守らなければならないことでしょうが、あまりに厳しく管理するものどうかと思います。 結局、その勤務先は何も教えてくれず、その友人の消息は分からずじまいです。 彼の勤務先が個人情報だからといって何も教えてくれないということは生存しているのかもしれませんし、一方で、スマホが通じないということは残念ながら亡くなっているのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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