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浦和レッズを語る あらいぐま珈琲3号店 -

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Jul 21, 2008
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心配していた川崎戦、心配していたことが起きた。

ゲルトはこの大事な一戦に対する策として、奇策を使ってきた。
FW3枚をトップに並べる布陣。
ベルディ戦に続いて、永井、梅崎はベンチスタートだった。

だが結果は3-1の惨敗。
試合内容は悪くなく、転がり方によっては勝てる可能性だってあった。

選手も非常にモチベーションは高かった。

一番大事な部分は何も変わっていなかった。
「どんなサッカーがやりたいのか」
それが見えないのは変わらないのだ。

オードドックスなやりかたでやって敗れたなら、課題を検証して修正することによって、自分たちのやりたいサッカーに近づいていく。

だが、奇策をやって、見事に失敗したのでは何も残らない。

次は勝てるだろうという希望がまったく残らないサッカーなのだ。

ゲルト監督はどこに向かっているのだろう。


http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/news/article.html?a=20080721-00000060-mai-socc

キックオフ:18:00 /試合会場:埼玉スタジアム2002

浦和レッズ 1-3 川崎フロンターレ

得点
高原 直泰(前半7分)
伊藤 宏樹(前半27分)
鄭 大世(後半21分)
ヴィトール ジュニオール(後半23分)

<スタメン>
・・・・高原・・・・・
・・達也・・エジ・・・
相馬・・・・・・平川
・・山田・・啓太・・・
・堤・・闘莉・・坪井・
・・・・都築・・・・・

交代
達也→ 永井 後半10分
エジ→ 梅崎 後半29分
高原→ エスクデロ  後半34分


今日の試合の評価は正直難しい(どうしてこうもゲルトは混乱させるのか)。
だから、だらだらと思ったことを書く。

まずスタメンを見て誰もが驚いただろう。
これはある意味3トップといっていい。
ボールキープしてパスを出す選手をまったく起用せずに、FWを3人起用したのだ。
(これはあの開幕戦のオジェックを連想した。川崎の3バックに対して3トップというのならまだ戦略的といえなくもないが、あきらかに1トップ2シャドー的だった。この布陣で本当に3トップなら大歓迎だが、その場合は啓太と山田が縦に並びどちらかがトップ下にこなければならないが横に並んでいた。つまりこれは、単に1トップ2シャドーのメンバーをすべてFWにしただけだ。奇策ですらなかった・・・)
考えられない布陣だ・・・。

だが、これが機能してしまった。
高原がトップで、達也が左、エジが右に開いて猛烈にプレスをかけ、サイドの相馬や平川が積極的に上がったおかげで、なんと川崎を圧倒したのだ。運動量豊富で、全員で川崎からボールを奪うと攻めあがるという形を前半30分間続けたのだ。
その間に、高原によるゴールらしいゴールが生まれた。前がかりになったところを1点とられてしまったのは残念だったが、ここまでは今シーズン1の出来だったといってよかった。同点だったが勝てる!と思っていた。

だが、その後15分は川崎に完全にボールを支配され、攻め続けられる。

だが、そのまま前半を終えることができた。

個別の選手では、坪井は復活した。啓太も山田も平川もエジも今までになく調子がよかった。これまでも、試合開始15分くらいは素晴らしい攻めを見せたが、それが30分続いたのは光明だ。

だがもうひとつ見過ごせないのが、選手のコメントにもあったように、この15分間川崎に攻め続けられたことで、体力を失ってしまったようだ。押し返せなかった部分は今の浦和の実力だと冷静に受け止めたい。


後半、まあまあの立ち上がり。
その後永井と投入すると、また浦和のペースとなる。

度々訪れる決定機だったが、決めきれず、逆にセットプレーから速攻をかけられて逆転を許してしまう。

またセルフジャッジの悪い癖が出てしまった。

だが問題だったのは、攻めていただけにこの失点が浦和の選手の気持ちに大きいダメージを与えてしまったことだ。

私は今日の試合のポイントはここだったと思う。
ミスで失点してしまうのはしかたがないが、失点で動揺してしまうことに対しては、誰かが何かをしなければならなかった。
ピッチの選手自身が立てなおせればいいのだが、もし出来ないようならば、監督が試合を止めて選手を落ち着かせなければならなかったが、ゲルトは何もしなかった。見ていたが、ピッチサイドに立って叫んでいるだけで、コーチと話合うこともなかった。

私は試合を落ち着かせるために、ここで梅崎投入を行うべきだったと思う。
(いや内舘投入でもよかったと思う)
選手はみないらだち、あせっているのが手に取るようにわかった。

案の定、川崎の素早いFW陣に3失点目を奪われてしまい、この試合が終わってしまう。

ゲルトが動いたのは、そのずっと後だった。
エジに替えて梅崎投入。その後、高原に替えてエスクデロ投入。
これで奇策の3枚のFWすべてが交代した。

3点とって余裕のある川崎は守りを固め、味方の選手が動けない時間帯に入れられても梅崎やエスクデロに出来ることは限られている。その中では梅崎はできることをやったと思う。あのミドルシュートを徹底的に磨いて、得点できるようになればいいと思う。

今日の試合の総括として、川崎を圧倒した時間帯もあった(前半30分、後半開始15分)。だがそれは決してゲルトの戦術のおかげではない。選手が話し合ってがんばったからだ。だが、それも体力が90分もつわけがなく、最後は試合をつくる選手がいない無理が出てしまう。

また、ミスから失点してチームが動揺していたとき、ゲルトは何もしなかった。

ゲルトはチームに対して何かをしたのだろうか。

今まで批判してきた闘莉王、平川、啓太、坪井、エジミウソンは、今日はよかったと思う。そして他の選手もよかった。だがチームとしてはここが限界だと思う。45分しかもたないシステムなのだ。サッカーの試合は90分だから、45分しかもたないシステムはまったく意味がない。

高原のコメント
「(後半は)足が止まったというより、最初の15分はよかったけど、あのサッカーを90分やり続けるのは不可能に近いです。今日に限って言えば1-0で勝っていたから、そこでコントロールすべきだったのに、相手にいいように回されて、無駄に走ることがあれだけ続くと後半に影響が出てしまいます」

つまり、システム(中盤がいない)が効率的ではないのだ。
だから、選手のモチベーションや調子がよかったのに勝てない・・・。

闘莉王コール、暢久コール、啓太コール、梅崎チャントはあった。
だが試合後、ゴール裏から最後に起こったのは「ゲルトくそったれ」チャントだった。
もちろん、賛否両論あると思うし、スタンドでもそういうゴール裏を非難する声も多かった。


ゲルトエンゲルス監督のコメント(J'sGOALより)
「立ち上がり25分はいいリズムだった。だが、ルーズボールが多くなり、セットプレーから失点してしまった。前半は1‐1で折り返したが、今日のポイントはふたつ目の失点。判定は微妙だったが、セットプレーからカウンターでやられたのが痛かった。ただ、文句を言う前に、しっかりケアしなければ。後半は攻め続けたが、決定機は少なかった。3点目を取られたあともチャンスはあったが、ゴールできなかった。もう少し安定した戦いをしなければ、今日のようになってしまう。次の鹿島戦に勝てば、また首位になる。まだ先は長いし、気持ちを切り替えてやりたい」

他人事なかんじがぬぐえない・・・。



サポも分裂してきているし、何よりも大好きな浦和レッズの試合を観に行ってすっきりしなくなっている。この責任は今日の試合に関していえばサポーターや選手にあるのではなく、監督とフロントにある。
kawasakisen


帰り際、タクシー乗り場で、川崎サポの親子連れと知り合った。
そのお父さんサポが言っていたこと。
「なぜ達也を下げたのですか?怪我ですか?あれですごく楽になりました」
「闘莉王のヘディングはやはりすごい」
「阿部選手が出ていたらわからなかった」

なぜ相手チームが嫌がっている達也を真っ先に下げたのか、私もわからないので答えられなかった。

もし深い意味があるなら、今頃首位を独走しているだろう・・・。




浦和レッズのサッカー辛口日記 By妻 はこちら


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Last updated  Jul 21, 2008 11:40:37 PM
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